ジョアン・ドナートのサンバ・ジャズ傑作『Muito A Vontade』タワレコ限定復刻
1963年サンバ・ジャズの大傑作がタワーレコード限定で復刻!
ジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビンらと共にボサノヴァの創世記から活動するジョアン・ドナート。
1956年にデビューし、ボサノヴァを先取りするかのような先進的サウンドを聴かせた彼は、1959年に渡米しブラジルのシーンから離れてしまいます。そんな彼が1963年に一時帰国した際にポリドールに残したアルバムの一つが、本作『Muito a Vontade』。
ドラムにミルトン・バナナ、ベースにチアォン・ネト、さらにボンゴにアマウリ・ロドリゲスを加えて録音された本作は、初期のボサノヴァから一歩進んだサンバ・ジャズの傑作として高く評価され、ブラジル音楽史に残る名作のひとつとして認識されるまでになりました。
タイトル・トラックのM1と、ジョアン・ジルベルトとの共作であるM7「Minha Saudade」は特に名曲中の名曲として知られています。
2003年にDUBASレーベルよりCD化されていましたが、以降再プレスされておらず入手困難となっていました。今回は数量限定で再プレスを行いタワーレコード限定で復刻いたします。
■輸入盤:国内流通仕様(日本語解説付き帯が付属)
【収録曲】
1. Muito A Vontade
2. Tim Dom Dom
3. Pra Que Chorar
4. Sambou... Sambou
5. Jodel
6. Vamos Nessa
7. Minha Saudade
8. Naquela Base
9. Olhou Pra Mim
10. Tema Teimoso
11. So Se For Agora
12. Caminho de Casa
【メンバー】
Joao Donato(p)
Milton Banana(ds)
Tiao Neto(b)
Amaury Rodrigues(bongo)
同年/同編成で録音されたもうひとつの名作『A Bossa Muito Moderna』も再プレス!
「リオ」「ソ。ダンソ・サンバ」「もう一度」といったボサノヴァ・スタンダードから、セルジオ・メンデス作でサンバ・ジャズの名演も多い「ノア…ノア」、「ブルチャンガ」「バナネイラ」「シルク・ストップ」「サンボレロ」等ドナートの作曲による素晴らしい楽曲が並ぶ名作。アルバム『Muito A Vontade』とまとめて手にしておきたい1枚。何より素晴らしいのはドナーとのペンによるM1「クリスマスの後で」。ジャズのエレガントさとドナートの無邪気なかわいらしさが同居した、ドナートのサンバ・ジャズの中でも屈指の名曲です。
※こちらはユニバーサル・ミュージックの国内盤になります。
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