フューチャー・ソウル新星、デイリーのデビューEP

70年代ネオ・ソウル/レア・グルーヴに強く影響されたソウルフルなヴォーカルとメロディに、ヒップホップ的グルーヴを混ぜ合わせたばかりでなく、そこに未来的なエクスペリメンタル・ミュージック（実験音楽）の要素をも注入したフューチャリスティックなソウル・サウンドで注目を集める英国のシンガー・ソングライター、DALEY（デイリー）。

プリンスに最も影響を受けたという彼が一躍注目を集めたのは2010年。ゴリラズのデイモン・アルバーンに気に入られ、ゴリラズのシングル“Doncamatic”にゲスト参加。これが全英1位を獲得し、その認知度が飛躍的にアップしたばかりでなく、英BBCが翌年の期待アーティストをセレクトする「Sounds of 2011」にもノミネートされた。2011年にはデイヴィッド・バナー、エステルとの共演で、ジャニス・ジョプリン“Mercedes Benz”のリメイクとなる“Benz”をリリースし、デビュー作の登場が待たれていた。本作は6曲入りのデビューEPで、ジェシー・Jをフィーチャした“Remember Me”、マーシャ・アンブロージアスとのコラボ“Alone Together”他を収録。