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W.マイヤー&アイスラー四重奏団による注目の蘇演

掲載: 2013年01月16日 19:19

更新: 2013年01月16日 19:30

W.マイヤー

W.マイヤー&アイスラー四重奏団による注目の蘇演!
20世紀のヴァイオリンの巨匠アドルフ・ブッシュの室内楽曲集

ウォルフガング・マイヤーとアイスラー四重奏団によるアドルフ・ブッシュの室内楽曲集。
好評を博したモーツァルト、ウェーバーらのクラリネット五重奏曲集(4260085532162)の共演に引き続き、円熟の名手と期待の若手が織りなす素晴らしいアンサンブルを堪能できるアルバムです。今回は二重奏から五重奏まで多彩な編成作品を収録。より緻密なアンサンブル力が求められる中、アイスラー四重奏団はベテランのマイヤーのソロを曇らせぬ素晴らしい演奏で応えています。

今回焦点を当てるのは、巨匠アドルフ・ブッシュ(1892~1952)が残した室内楽曲作品。今なおヴァイオリニストとしての功績が語り継がれるブッシュですが、彼が生前に室内楽から管弦楽曲まで数多くの作品を残した作曲家でもあったことをご存知でしょうか。ケルン音楽大学に入学後、クナッパーツブッシュも師事した名匠F.シュタインバッハに作曲を学んだブッシュは、早くも10代から幅広い作曲活動を始めます。本アルバムでは、ベルリンから亡命する前に作曲した「クラリネットと弦楽四重奏のためのセレナード」や、代表作の曲集である『ハウスムジークop.26』から「ゲルマン舞曲集」と「二重奏曲」など、珠玉の作品を収録しています。「7つのバガテルop.53a」は1936年のクリスマスに妻フリエダに献呈された三重奏曲集で、1942年に彼女の誕生日に即して発表した「変奏曲op.53c」は、このバガテルの主題に基づくものになります。いずれの作品も20世紀に作曲されたものではありますが、その作風はロマン派からの流れを強く意識させるもの。シューベルトやブラームスからの影響も色濃く感じさせる、抒情的な旋律と流麗に掛け合うアンサンブルが魅力的です。クラリネットと弦楽器が織りなす柔らかなハーモニーは絶品。マイヤー&アイスラー四重奏団の活き活きとした掛け合いも相まって、知られざるブッシュの作品の魅力をたっぷりと堪能するアルバムに仕上がっています。

『アドルフ・ブッシュ: クラリネットと弦楽器のための室内楽曲集』
【曲目】
(1) クラリネットと弦楽四重奏のためのセレナード ト長調 op.14
(2) 7つのバガテル op.53a
(3) ゲルマン舞曲集 ヘ長調 op.26c
(4) 二重奏曲 変ロ長調 op.26b
(5) 変奏曲 ヘ長調 op.53c
【演奏】
ウォルフガング・マイヤー(Cl)
アイスラー四重奏団
【録音】
2012年3月 ドイツ

カテゴリ : ニューリリース