注目のデビュー!日下紗矢子~“return to bach”
掲載: 2013年02月20日 17:24
更新: 2013年02月20日 17:47

1979年生まれの33歳という若さにして、音楽芸術の中心地ベルリンでコンサートマスターを務める日下紗矢子。
もともと高い技術力によって抜きんでた才能を示していた彼女ですが、アメリカ留学、ドイツ留学を経て、
その音楽は深い洞察力を持ったスケールの大きなものへと深化しつつあります。
2013年4月より、読売日本交響楽団のコンサートマスターに就任、
日独のオーケストラのコンマスを兼任することに。
2006年よりフライブルク音楽大学に留学、ヴァイオリン界の名伯楽ライナー・クスマウルに師事。
以後、ドイツで活躍を続け、2008年にベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団第1コンサートマスターに就任。
彼女の真摯な音楽は、巨匠ギドン・クレーメルにも愛され、2010年にはクレーメル主宰のロッケンハウス音楽祭に招かれて、クレメラータ・バルティカとの共演も果たしている。
2000年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第2位、日本音楽コンクール第1位など国内外の数々の賞を受賞。
2009年第19回出光音楽賞受賞。
2011年1月ベルリンの日本大使館で行われた「日独交流150周年」オープニング式典ではドイツ大統領出席のもと演奏を披露。同年4月東日本大震災チャリティ公演をベルリンで主宰し、収益金は、仙台市の音楽・文化施設支援の為、仙台市に送られた。
ベルリン在住。
デビュー作となる今作はオール・バッハのプログラム。
日下が現在、最も意欲的に取り組んでいる作曲家であるとともに、ソロでのシャコンヌ、ピアノ伴奏によるソナタ、自身がリーダーを務める室内管との協奏曲と、多面的に活躍する日下でしかなしえない選曲も注目される。特に、古楽器でのバッハ演奏が趨勢をきわめる昨今にあってモダン・ピアノでのソナタの演奏が新鮮な驚きを与えるはすです。
『日下紗矢子~“return to bach”』
【収録曲】
J.S.バッハ
1.ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023
2.シャコンヌ~無伴奏Vnのためのパルティータ 第2番 BWV1004より
3.ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV 1042
4.G線上のアリア(ウィルヘルミ編 / 原調版)
5.アリオーソ~チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056 第2楽章
6.リュートのための前奏曲 BWV999 (コダーイによるVn&Pfのための編曲版)
【演奏】
オリヴァー・トリエンデル(ピアノ)
コンツェルトハウス室内オーケストラ(3)
【ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団】
旧ベルリン交響楽団として知られるこの名門オケは、1952年に西ベルリンのベルリン・フィルに対抗すべく設立された東ドイツを代表するオーケストラ。長年、巨匠クルト・ザンデルリンクが指揮をしていたことでも知られる。日下は同オケ初の女性コンマス。2009年には日下の実力を見込まれ、日下紗矢子をリーダーとする指揮者無しの公式アンサンブル「ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ」が設立された。
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