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【追悼企画盤】ヴォルフガング・サヴァリッシュの芸術(2タイトル)

掲載: 2013年04月24日 19:46

更新: 2013年04月24日 19:53

サヴァリッシュ

2013年2月22日、89歳で亡くなった名匠、ヴォルフガング・サヴァリッシュの追悼盤として、Deccaより旧Philips音源をまとめた全14枚組が、そしてEMIからは33枚組のボックスセットが同時期にリリースされることとなりました。

Deccaからは、ローカル・リリースとして、旧Philips音源をまとめた全14枚組ボックスセットが登場。
収録内容としては、ウィーン交響楽団とのブラームス(交響曲全曲、「ドイツ・レクイエム」、大学祝典序曲、悲劇的序曲、ハイドンの主題による変奏曲他)とハイドン(交響曲第94番「驚愕」、第100番「軍隊」、第101番「時計」)。
メンデルスゾーンでは、ニュー・フィルハーモニア管との交響曲全曲&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との「エリア」!
そして、シュターツカペレ・ドレスデンとのシューベルト:交響曲全曲までがコンパクトにまとまっています。
以前、Philipsレーベルの人気廉価シリーズ“DUO(デュオ)”などで、知られた音源を集めたものですが、1950年末から1970年代における、サヴァリッシュの“仕事”を俯瞰する好企画盤と言えるでしょう。

59年~63年に、ウィーン交響楽団と収録されたブラームス交響曲全集は、サヴァリッシュにとって1回目の全曲録音。その他、管弦楽作品も多く収録されている点も嬉しいところ。また、十八番としたメンデルスゾーンでは、クレンペラーが活躍していた時期のニュー・フィルハーモニア管とのメンデルスゾーン交響曲全集(1967年)とRGOとの「エリア」(1968年)。サヴァリッシュの「エリア」の録音は、3つの音源が知られています~この盤以外に、“Profil”と“ソニー”盤がCD化。この旧Philips盤では、アメリングやシュライヤーといった名歌手が参加しており、長年、名録音として愛聴されてきました。そして、シュターツカペレ・ドレスデンとのシューベルト:交響曲全曲。サヴァリッシュと同オケとしては、“EMI”のシューマン:交響曲全集の大名盤が有名ですが、こちらの60年代後半から70年代前半に録音された“Philips”音源も、この当時の名門オケならではの個々の奏者の名技ぶりと機能性に溢れたサウンドが伝わる秀演。

EMIからは、“EMI Korea”のローカル・リリースとして、“The Great EMI Recordings”が登場。
不朽的名演として有名なシュターツカペレ・ドレスデンとのシューマンの交響曲全集やロイヤル・コンセルトヘボウ管ならではの音響が聴きモノのベートーヴェンの交響曲全集など、サヴァリッシュの代表的な名録音の数々が収録された全33枚組。
ロンドン・フィルとのブラームスでは、2回目の全集録音となる交響曲集に加え、管弦楽作品やコヴァセヴィチとのピアノ協奏曲(2曲)、二重協奏曲まで収められています。
90年代以降、音楽監督を務めた名門フィラ管との録音も多数、収録。十八番としたR.シュトラウスやドヴォルザークの後期交響曲集、チャイコフスキー、ワーグナー、ヒンデミットなど、スーパー・オケならではのサウンドが魅力的です。
また、ベルリン・フィルと録音したメンデルスゾーンの交響曲第2番「賛歌」(87年録音)や古くは50年代のフィルハーモニア管との録音(アニー・フィッシャーやヨハンナ・マルツィとの協奏曲も収録)など、サヴァリッシュの芸術をたっぷりと堪能することが出来る好企画盤です。

【装丁など】
・「縦140mm×横140mm×奥行110mm」のクラムシェル・ボックス仕様
・ブックレットは韓国語と英語表記によるものを封入
・内袋入りの各ディスクは紙ジャケットに収納

【ヴォルフガング・サヴァリッシュ】
指揮者、ピアニスト。
1923年ドイツ、ミュンヘン生まれ。1928年からピアノを習い始める。
47年にアウグスブルク市立歌劇場で『ヘンゼルとグレーテル』を指揮してデビュー。
53年にはアーヘン市立歌劇場の音楽総監督(~60年)、57年にはバイロイト音楽祭に登場(33歳での初登場は当時の史上最年少記録)。
58年、ヴィースバーデン市立歌劇場の音楽監督に就任(~60年)。
60年、ケルン歌劇場の音楽監督に就任(~63年)。
60年、ウィーン交響楽団の首席指揮者に就任(~70年)。
61年、ハンブルク国立歌劇場(及びハンブルク・フィル)の音楽総監督に就任(~73年)。
64年、NHK交響楽団に初めて客演。
67年、NHK交響楽団名誉指揮者に就任。
70年、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者に就任(~80年)。
71年、バイエルン国立歌劇場(及びバイエルン国立管)の音楽監督に就任(~92年)。
73年、NHKホールこけら落とし公演を指揮。
86年、NHK交響楽団第1000回定期公演を指揮。
93年、フィラデルフィア管の音楽監督に就任(~2002年)。
94年、NHK交響楽団桂冠名誉指揮者に就任。
2001年、NHK交響楽団創立75周年記念公演を指揮。

2004年、NHK交響楽団第1526回定期演奏会が、日本での最後の演奏活動。
2006年、心臓病を理由に引退を表明。
2013年2月22日、バイエルン州グラッサウの自宅にて逝去。享年89歳。

サヴァリッシュ

【国内盤限定企画】
“サヴァリッシュの芸術”[HQCD仕様盤;全23タイトル]は、こちらです。

 

 

 

 

 

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