名門、アマデウス四重奏団~“RIAS”レコーディング第1弾
掲載: 2013年05月08日 11:12
更新: 2013年05月08日 12:09

『RIAS アマデウス四重奏団レコーディング第1集』
これはすごい音源の登場!すごいシリーズが始動!
“RIAS”からアマデウス四重奏団の絶頂時に収録された貴重な初出音源が登場!
注目の第1集はベートーヴェンの弦楽四重奏曲集!
それは抜群の高音質復刻で評判を呼ぶドイツ“audite”レーベルからアマデウス四重奏団の結成初期の録音からベートーヴェンの弦楽四重奏曲集(第10番を除く全曲)とセシル・アロノヴィッツをむかえた弦楽五重奏op.29です。
アマデウス弦楽四重奏団は1948年に結成したとのことですので、“RIAS”の当録音は結成初期に収録された貴重な録音と言えます。アマデウス弦楽四重奏団のベートーヴェンと言えば1959年から1963年にかけて“DG”レーベルに残した全曲盤が有名ですが、当録音は一部時期が重なるものもありますが、それより前の主に1950年代の録音です。
メンバーはイギリスに亡命していたことにより出会い、1948年に結成することとなったアマデウス弦楽四重奏団ですが、音楽はドイツ、オーストリアの作品を得意とし、特にベートーヴェン、モーツァルトの解釈は今でも定評があります。とりわけ第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの音色は非常に優美でアンサンブルに華やかさを添えます。そして、それぞれのパートを際立たせ、まるで交響曲と思わせるスケールの大きな演奏も魅力です。当ベートーヴェン弦楽四重奏のボックスセットはモーツァルトの影響を感じさせる初期作品から、弦楽四重奏の可能性を広げた後期作品まで実に幅広い作品をそれぞれの解釈にあった演奏を聴かせてくれます。
なお当RIAS盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴを思わせる躍動感に満ちています。のちの“DG”盤との違いも楽しめます。第10番が収録されていないのは残念ですが、見事な高音質復刻でアマデウス弦楽四重団が得意としていたベートーヴェンを聴くことができるのは非常に喜ばしいことでしょう。
「RIASアマデウス四重奏団レコーディング集」は今後、シューベルト、モーツァルト、ハイドン等をリリース予定とのことです。
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲集(第10番除く全曲)&弦楽五重奏曲op.29
<CD-1>
(1)弦楽四重奏曲第1番ヘ長調op.18-1
(2)弦楽四重奏曲第2番ト長調op.18-2
(3)弦楽四重奏曲第3番ニ長調op.18-3
<CD-2>
(4)弦楽四重奏曲第4番ハ短調op.18-4
(5)弦楽四重奏曲第5番イ長調op.18-5
(6)弦楽四重奏曲第6番変ロ長調op.18-6
<CD-3>
(7)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」op.59-1
(8)弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」op.59-2
<CD-4>
(9)弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」op.59-3
(10)弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」op.95
<CD-5>
(11)弦楽四重奏曲第12番変ホ長調op.127
(12)弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調op.131
<CD-6>
(13)弦楽四重奏曲第13番変ロ長調op.130
(14)弦楽四重奏曲第16番ヘ長調op.135
(15)大フーガop.133
<CD-7>
(16)弦楽四重奏曲第15番イ短調op.132
(17)弦楽五重奏曲ハ長調op.29(※)
【演奏】
アマデウス四重奏団〔ノーバート・ブレイニン(1st vn)、ジークムント・ニッセ(2ndvn)、ピーター・シドロフ(va)、マーティン・ロヴェット(vc)〕
セシル・アロノヴィッツ(va)(※)
【録音】
1950年6月9日(6)、1951年4月24日(1)、1951年11月20日(10)、1952年5月26日(9)、1956年11月12日(16)、1957年11月29日(15)(17)、1958年12月7日(2)(14)、1959年12月10日(7)、1960年12月8日(8)、1962年2月10日(3)(4)、1962年11月26日(5)(12)(13)
以上、ジーメンスヴィラ、ベルリン、ランクヴィッツ
1967年3月17日(11) ハンス・アイスラー音楽大学、ベルリン
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