EMI × TOWER RECORDS「エクセレント・コレクション」第4回発売 全10 タイトル
株式会社 EMI ミュージック・ジャパンのご協力による「エクセレント・コレクション」に、今年3 月発売に続く待望の第4弾が登場！今回も充実の全10 タイトルを発売いたします。
世界初CD 化や日本初発売を含み、初発売以来の再発売となるアイテムや待望のリリースを多く含む貴重盤を揃え、発売に際しては音質面も考慮しました。一部の作品ではEMI 本国にあるオリジナルのアナログ・マスター・テープを本国で高品位デジタル化し、更に今年2013 年に日本で新規でリマスタリングを行いました(他一部はEMI 本国の新着マスター音源使用。国内原盤の3 種は日本国内で同様の処置をし、デジタル録音はデジタルマスターを新規でリマスタリング)。
プレヴィン指揮の2 種はいずれもショスタコーヴィチがメイン。シカゴ響との豪演の4&5 番と手兵ロンドン響との充実した8&10 番です。以前、当シリーズで6 番(シベリウス2 番とのカップリング)と13 番、そして前回ピアノ三重奏曲第2 番を発売しましたので、今回の発売でプレヴィンがEMI に残した全ショスタコーヴィチ録音が揃うことになります。それぞれ魅力的なカップリング曲を収録しました。
ティーポによるモーツァルトのピアノ協奏曲集はこれまで輸入盤では発売されたことがあるものの、国内では未発売の4曲。2010 年にタワー企画盤として発売しました1983 年録音の4 曲(シャイー指揮LPO との8,9,20,21 番。RCA。SICC1381)に続いてティーポが録音した珠玉のモーツァルトで、これは必聴です。
協奏曲ではもう1 枚、フェラスが世界的に有名になってきた20 代半ばに録音した名曲2 曲も聴き所満載の盤。後のDG 録音もありますが、溌剌した響きは心が洗われる感じがします。
そして世界初CD 化となる、ベルリンフィル・メンバーによる「バロック・ソロ・ソナタ集」はとにかく貴重な1 枚。まだ若いコッホやツェラー、ブランディスから迸る颯爽とした響きを堪能できます。1966 年当時としても珍しい企画と言えるでしょう。
器楽曲では奇しくも同じシューベルトの21 番となりましたが、前回の引き続きアニー・フィッシャーによる魂を揺さぶる名盤と、世界初CD 化となるベルマンの内面を抉る名演は対照的な演奏。シューベルト・ファンには堪らない逸品です。
さらに今回の発売では、前回の伊福部作品に引き続き、邦人作品を3 作リリースします。初出時以来の発売となる「伊福部先生の叙勲を祝う会祝賀コンサート」は幻の盤。これまでの流通量はごく僅かと思われる超レア盤の待望の再発です。
そして伊福部作品の中でも大規模な作品である「釈迦」も貴重盤。先ごろ亡くなられたこの盤の指揮者、小松一彦氏への追悼の意も含め、お聴きください。
最後の芥川作品もまた、数ある邦人作品の中で忘れられない傑作。久々の復刻であり、作曲者本人による決定盤として名高い銘盤です。
ショスタコーヴィチ：交響曲第4番、交響曲第5番、プロコフィエフ：キージェ中尉、交響曲第7番／
アンドレ・プレヴィン、シカゴ交響楽団、ロンドン交響楽団
※ 日本初CD化(4番)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)
※ 英EMIの新着マスター音源使用
※ 解説：高木正幸氏
【収録曲】
<DISC1>
1.ショスタコーヴィチ：交響曲第4 番 ハ短調 作品43
2.プロコフィエフ：組曲《キージェ中尉》作品60
<DISC2>
3.ショスタコーヴィチ：交響曲第5 番 ニ短調 作品47
4.プロコフィエフ：交響曲第7 番 嬰ハ短調 作品131
【演奏】
シカゴ交響楽団(1,3)、 ロンドン交響楽団(2,4)
アンドレ・プレヴィン（指揮）
【録音】
1977 年2 月1 日 Medinah Temple, Chicago(1)、1974 年4 月8 日 No.1 Studio, Abbey Road, London(2)、
1977 年1 月25 日 Medinah Temple, Chicago(3)、1977 年12 月7,8&12 日 Abbey Road Studios, London(4)
Producers: Christopher Bishop (1-3), Suvi Raj Grubb(4)、 Balance Engineer: Christopher Parker
ショスタコーヴィチ：交響曲第8 番、交響曲10 番 、 R.シュトラウス：ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないた
ずら、ドンファン／アンドレ・プレヴィン、ロンドン交響楽団、ウィーン・フィル
※ 日本初CD化
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)
※ 英EMIの新着マスター音源使用
※ 解説：高木正幸氏
【収録曲】
<DISC1>
1.ショスタコーヴィチ：交響曲第8 番 ハ短調 作品65
2.リヒャルト・シュトラウス：交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》作品28
<DISC2>
3.ショスタコーヴィチ：交響曲第10 番 ホ短調 作品93
4.リヒャルト・シュトラウス：交響詩《ドン・ファン》作品20
【演奏】
ロンドン交響楽団(1,3)、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2,4)
アンドレ・プレヴィン（指揮）
【録音】
1973 年2 月8&9 日 No.1 Studio, Abbey Road, London(1)、
1982 年7 月2&3 日 Abbey Road Studios(3)、
1980 年4 月11,14-16 日 Grosse Saal, Musikverein, Vienna2,4)
Producers: Christopher Bishop(1), Suvi Raj Grubb(2-4)
Balance Engineer: Christopher Parker
ティーポの得意なモーツァルト。明晰なタッチで珠玉の名曲を披露！
モーツァルト：ピアノ協奏曲第21～23＆27番／マリア・ティーポ、アルミン・ジョルダン、パリ室内管弦楽団
※ 日本初発売
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)
※ 英EMIの新着マスター音源使用
※ 解説：藤井宏氏
【収録曲】
モーツァルト：
<DISC1>
1.ピアノ協奏曲第21 番 ハ長調 K.467、 2.ピアノ協奏曲第22 番 変ホ長調 K.482
<DISC2>
3.ピアノ協奏曲第23 番 イ長調 K.488、 4.ピアノ協奏曲第27 番 変ロ長調 K.595
【演奏】
マリア・ティーポ（ピアノ）
パリ室内管弦楽団、 アルミン・ジョルダン（指揮）
【録音】
1991 年4 月25&28 日(1,2)、1990 年11 月29&31 日&12 月1 日(3,4) Maison de Radio France, Studio 103, Paris
Producer: Etienne Collard(1,2), Michel Garcin(3,4)、 Balance Engineer: Didier Gervais(1,2), Pierre Lavoix & Didier Gervais(3,4)
チャイコフスキー、メンデルスゾーン：ヴァイオリン協奏曲／
クリスチャン・フェラス、コンスタンティン・シルヴェストリ、フィルハーモニア管弦楽団
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 英EMIの新着マスター音源使用
※ 解説：藤井宏氏
【収録曲】
1.チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
2.メンデルスゾーン：ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
【演奏】
クリスチャン・フェラス（ヴァイオリン）
フィルハーモニア管弦楽団、 コンスタンティン・シルヴェストリ（指揮）
【録音】
1957 年6 月 Kingsway Hall, London
Producers: Peter Andry & Victor Olof, Balance Engineer: Robert Beckett
ベルリンフィル・メンバーのバロック・ソロ・ソナタ集／
ローター・コッホ、トーマス・ブランディス、カールハインツ・ツェラー、ヴォルフガング・ベッチャー他
※ 世界初CD化
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 2013年最新リマスター(英EMIでオリジナル・アナログ・マスターより最新デジタル化し、日本で2013年にリマスタリング)
※ 解説：近藤憲一氏
【収録曲】
1.ヴィヴァルディ：オーボエ・ソナタ ハ短調
2.ヘンデル：ヴァイオリン・ソナタ 作品1-13
3.プラッティ：フルート・ソナタ ト長調、 4.J.C.F. バッハ：チェロ・ソナタ イ長調
【演奏】
ローター・コッホ（オーボエ）(1)、 トーマス・ブランディス（ヴァイオリン）(2)、
カールハインツ・ツェラー（フルート）(3)、 ヴォルフガング・ベッチャー（チェロ）(4)
［通奏低音］ヴォルフガング・ベッチャー（チェロ）(1-3)、クリストフ・ハプラー（チェロ）(4)、ヴァルデマール・デリング（チェンバロ）
【録音】
1966 年6 月26-26 日 Studio Zehlendorf, Berlin
Producer: Gerd Berg、 Balance Engineer: Ernst Rothe
シューベルト：ピアノ作品集(ソナタ第21番、即興曲集より)／アニー・フィッシャー
※ 日本初CD化
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 2013年最新リマスター(英EMIでオリジナル・アナログ・マスターより最新デジタル化し、日本で2013年にリマスタリング)
※ 解説：近藤憲一氏
【収録曲】
シューベルト：
1.ピアノ・ソナタ第21 番 変ロ長調 D960
2.4 つの即興曲 作品142 D935 より 第2 曲 変イ長調、第4 曲 ヘ短調
【演奏】
アニー・フィッシャー（ピアノ）
【録音】
1960 年5 月30 日-6 月2 日(1)、11 月12 日(2) No. 3 Studio, Abbey Road, London
Producer: Wakter Jellinek
Balance Engineers: Harold Davidson(1), Edward Huntley(2)
シューベルト：ピアノソナタ第21番／ラザール・ベルマン
※ 世界初CD化
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 2013年最新リマスター(英EMIでオリジナル・アナログ・マスターより最新デジタル化し、日本で2013年にリマスタリング)
※ 解説：松沢憲氏
【収録曲】
シューベルト：ピアノ・ソナタ第21 番 変ロ長調 D960
【演奏】
ラザール・ベルマン（ピアノ）
【録音】
1978 年6 月8&9 日 Abbey Road Studios, London
Producer: John Fraser、 Balance Engineer: Neville Boyling
芥川也寸志：交響曲第1番、交響三章、弦楽のための3楽章／芥川也寸志、森正、東京交響楽団
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(3のJSC-3006 を採用)
※ 2013年最新リマスター(オリジナル・アナログ・マスターを最新デジタル化し、2013年最新デジタル・リマスタリング)
※ 解説：富樫康氏、解説書全10P
【収録曲】
芥川也寸志：
1.交響曲第1 番
2.交響三章「トゥリニタ・シンフォニカ」
3.弦楽のための三楽章「トリプティーク」
【演奏】
東京交響楽団
芥川也寸志（指揮）(1,2)、 森正（指揮）(3)
【録音】
1963 年(1,2)、1961 年(3)
伊福部先生の叙勲を祝う会祝賀コンサート／石井真木、新星日本交響楽団室内オーケストラ 他
※ 歌詞付き(11)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 2013年最新デジタル・リマスタリング
※ 解説：小村公次氏
【収録曲】
伊福部昭 讃
1.原田甫：〈iFelicidades El Maestro!〉
2.石井眞木：〈幻の曲〉
3.眞鍋理一郎：〈Omaggio al Maestro IFUKUBE〉
4.今井重幸：〈狂想的変容〉
5.松村禎三：〈Homage to Akira IFUKUBE〉
6.三木稔：〈Godzilla is dancing〉
7.芥川也寸志：〈ゴジラの主題によせるバラード〉
8.池野成：〈Omaggio a Maestro A. IFUKUBE〉
9.黛敏郎：〈Hommage à A. IFUKUBE〉
10:伊福部昭：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
11.アイヌの叙事詩による対話体牧歌
12.室内オーケストラのための土俗的三連画
【演奏】
新星日本交響楽団 室内オーケストラ、 石井眞木（指揮）(1-9,12)
志村 泉（ピアノ）(1-9)、 小林武史（ヴァイオリン）(10)、 梅村祐子（ピアノ）(10)、
藍川由美（ソプラノ）(11)、山口恭範（ティンパニー）(11)
【録音】
1988 年2 月27 日 サントリーホール 小ホール
伊福部昭：SF交響ファンタジー第1番、交響頌偈「釈迦」／小松一彦、東京交響楽団 他
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(題字：伊福部 昭 筆)
※ 2013年最新デジタル・リマスタリング
※ 解説：小村公次氏 他、解説書全9P
【収録曲】
伊福部 昭：
1.SF 交響ファンタジー 第1 番
2.交響頌偈「釈迦」
【演奏】
東京交響楽団
小松一彦（指揮）
合唱指揮：群司 博、合唱：東京オラトリオ研究会、
大正大学音楽部混声合唱団(以上2)
【録音】
1989 年4 月8 日 簡易保険ホール
カテゴリ ： ニューリリース | タグ ： タワーレコード オリジナル企画 EMIクラシカル・トレジャーズ
掲載： 2013年05月17日 12:16
