N響史上に残る屈指の名演が甦る! ギュンター・ヴァント × NHK交響楽団 NHK録音集大成第1弾
掲載: 2013年05月24日 11:17

70年代から80年代にかけてのNHK交響楽団は一種独特の魅力と迫力があり、相性のいい指揮者と出会うと鬼神もかくやといった豪快な演奏で多くの聴衆を魅了してきました。今回もまた激烈なヴァントの指揮のもとかつての重厚かつ豪放なN響サウンドが見事によみがえりました。音質も大変聴きやすい良好なものに仕上がっております。
1970~80年代のN響といえばまず上がる“名演中の名演”ではないでしょうか。(実際に演奏を聴きに行った方に聞くと、まず名前の挙がる指揮者の一人である事はまちがいありません)N響の音源が復刻されるようになって以来、必ずと言っていいほど『これは出してほしい!』という声のあった“ヴァント×NHK交響楽団”が、遂に音源発売となります。第1弾として3種類、伝説の初顔合わせにして、ヴァントの名を日本に刻み付けた“ブルックナーの5番”、指揮者十八番の“シューマンの4番”、そしてヴァントの堅牢性とN響の豪胆さが見事にかみ合った“ベートーヴェンの「運命」「田園」”となります。ブルックナーとベートーヴェンは通常CDとは別にSACDシングルレイヤーも発売されますので、更に良い音でお楽しみいただけます。
※SACDシングルレイヤーは、再生に専用デッキが必要となります。
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うなりを上げる低弦、鳴りっぷりのよい弦セクション心うつ木管群などヴァントとN響魅力爆発のブルックナー5番!
CD化の要望の多かった名演奏がついに発売。第2楽章も大変なものですが、両端楽章の迫力が尋常でなく、終楽章大団円での鬼気迫る演奏に完全ノックアウト。ティンパニーの野太い快打も忘れえぬ味わいです。
【曲目】
ブルックナー: 交響曲第5番変ロ長調
【演奏】
ギュンター・ヴァント(指揮) NHK交響楽団
【録音】
1979年11月14日、NHKホール、NHKによる実況録音
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頭が真っ白になるボルテージのローマの謝肉祭
白熱的なベルリオーズも聴きものですが、シューマン4番の堂々あたりを払うたたずまいは当時のヴァントとN響ならではのものです。冒頭の深々とした響きから一気に引きこまれ、第3楽章からの熱気が大変で金管の壮絶な見せ場もあり、とてつもない大演奏に仕上がっております。実に一聴の価値ありです。
【曲目】
ベルリオーズ: 「ローマの謝肉祭」序曲
シューマン: 交響曲第4番ニ短調
【演奏】
ギュンター・ヴァント(指揮) NHK交響楽団
【録音】
1979年11月21日、NHKホール、NHKによる実況録音
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気品あふれる田園交響曲
田園のあまりの品格の高さに陶然となりますが、曲趣が大いに盛り上がっても内声部の動きが手に取るように解り美しくも見事な名演奏です。「運命」は当時のN響の豪快な持ち味が遺憾なく発揮されており、第2楽章の高級なるスケール感は無類、終楽章の鬼のような爆発的サウンドも圧巻。
【曲目】
ベートーヴェン: 交響曲第6番ヘ長調「田園」op.68
ベートーヴェン: 交響曲第5番ハ短調「運命」op.67
【演奏】
ギュンター・ヴァント(指揮) NHK交響楽団
【録音】
1982年4月2日、NHKホール、NHKによる実況録音
カテゴリ : ニューリリース