注目アイテム詳細

ロシアの俊英ボレイコ~ショスタコーヴィチ・シリーズ第3弾

掲載: 2013年07月01日 15:46

更新: 2013年07月01日 16:31

アンドレイ・ボレイコ

アンドレイ・ボレイコ&シュトゥットガルト放送響
ショスタコーヴィチ・シリーズ第3弾
記念すべき出世作の交響曲第1番と抒情的・自然的な第6番

ロシアの俊英アンドレイ・ボレイコとシュトゥットガルト放送交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲シリーズ第3弾は交響曲第1番と第6番です。
今回もボレイコ&シュトゥットガルト放送響のコンビネーション絶妙なショスタコーヴィチです!

ショスタコーヴィチの記念すべき交響曲第1番は1925年、ショスタコーヴィチが19歳のときに作曲され、翌1926年にマリコ指揮、レニングラード交響楽団により初演されました。この作品は当時「現代のモーツァルト現る!」などと宣伝され、ショスタコーヴィチの名を国際的に有名にし、また世界的作曲家としての彼の名声を一挙に確立した出世作です。全4楽章構成からなる第1番は習作時代の跡をとどめてはいますが、当時の新しい音感の追及や、簡潔な書法、新鮮な洒脱な味など、後のショスタコーヴィチのスタイルや個性を十分に示していて、若くしてこの完成度は驚きを隠しきれません。

交響曲第6番は、ショスタコーヴィチの力作であり今では代表曲でもある第5番から約2年後の1939年11月5日、モスクワでおこなわれた「ソヴィエト音楽祭」で初演発表されました(アメリカ初演は1940年11月29日、ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管)。第5番とは正反対ともいうべき抒情的、自然的な作風ですべてが清澄でまるでやわらかな陽光のようです。様式的には特異な性格をもち、三楽章体制で、冒頭楽章に相当するソナタ形式の楽章を欠き、きわめて緩徐なラルゴの楽章ではじまり第2楽章アレグロ、第3楽章プレストとテンポと興奮を高めていきます。

1957年レニングラード生まれのボレイコは母国ロシア音楽を得意とし、シュトゥットガルト放送響によるショスタコーヴィチの交響曲シリーズ、第1弾[交響曲第4番、『ムツェンスクのマクベス夫人』組曲](93193)、第2弾[交響曲第9番、第15番](93284)やシュターツカペレ・ベルリンとのチャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』、武満徹:レクィエム(IPPNW74、IPPNW1DVD)など、数々の名ライヴを発売しております。

【曲目】
1)ショスタコーヴィチ:交響曲第1番へ短調op.10
I. Allegretto - Allegro non troppo  08:53
II. Allegro  04:29
III. Lento  09:47
IV. Allegro molto - Lento - Allegro molto  10:21

2)同:交響曲第6番ロ短調op.54
I. Largo  19:16
II. Allegro  06:16
III. Presto  07:09
【演奏】
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
SWR シュトゥットガルト放送交響楽団
【録音】
1)2011年3月24、25日
2)2011年11月17、18日
シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェンザール(ライヴ・デジタル)

カテゴリ : ニューリリース