クラーク=ボーラン・セクステット、フランシー・ボーラン・トリオ復刻
数多くの名作、レア盤をオリジナルのフォーマットで復刻するイタリアの人気レーベル〈REAWARD〉より、1960年代に発表された人気ビッグ・バンド、クラーク=ボーラン楽団からのピックアップ・メンバーで構成されたセクステットにより『Swing im Bahnhof』と、ピアニスト=フランシー・ボーランのトリオ作品『Playing with the Trio』が、初のオリジナル・フォーマットでCD化!さらに同一内容を収録したボーナスCDが付いたアナログLPも同時発売!
Kenny Clarke-Francy Boland Sextett『Swing im Bahnhof』
ケニー・クラーク=フランシー・ボーラン・ビッグ・バンドからのピックアップ・メンバーで構成されたセクステットが、彼らの後援者でもあったパントマイムの天才マルセル・マルソー主催のパーティで演奏した10曲を収録したドイツ〈CBS〉原盤の作品。音源自体は、以前〈Reaward〉よりリリースされたものの、今となっては廃盤になっている『Calypso Blues』に9曲、残りの1曲はサヒブ・シハブ名義の『Sahib Shihab And All Those Cats』に収録されていましたが、オリジナル・フォーマットでは初のCD化。今回初めてドイツCBS のオリジナル盤そのままの内容、タイトルでのCDリリース!
【パーソネル】
Sahib Shihab(fl)、Francy Boland(p)、Fats Sadi(bongos、marymba、vib)、Jimmy Woode(b and vocal)、Joe Harris(perc)、Kenny Clarke(ds)
Francy Boland『Playing with the Trio』
稀少なフランシー・ボーランのトリオ・フォーマットの録音が復刻!同じトリオによる〈SABA/MPS〉盤『Out Of The Background』の翌日に録音されたもの。オリジナル・レーベルは〈Vogue〉で、これがオリジナルのままの形でCD化されるのは初めてのこと。クラーク=ボーラン・ビッグ・バンドのレパートリーを多く取り上げているところがポイントで、ボーランのピアノ・スタイルと作曲センスとの分かちがたい結合ぶりに興味をひかれます。強靭なグルーヴ感が「いかにもこのメンバーの演奏!」と唸らせられるオープニングのワルツを始め、スウィンギーな演奏も秀逸。メンバーの個性が際立つ1960年代後半のテンション感にも満ちたトリオ演奏です。
【パーソネル】
Francy Boland(p)、Jimmy Woode Jr(b)、Kenny Clarke(ds)