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【Arthaus Musik】『マルタ・アルゲリッチ&フレンズ』

掲載: 2013年08月15日 11:13

更新: 2013年08月15日 11:34

アルゲリッチ

現在最高のピアニスト、マルタ・アルゲリッチ(1941-)。彼女は30年前も「当時最高の」ピアニストでした。彼女の素晴らしい解釈…ショパン、リスト、ラフマニノフなどの一連の作品の演奏は当時から伝説であり、輝かしく誰にも真似できない領域にまで届いていました。彼女は好んで才能あるピアニストたちと共演し、彼らの才能を花開かせていますが、ここでもそんな彼女の素晴らしい側面を見ることができます。
今作の映像の中で最も多くフィーチャーされているのが、ブラジル生まれのネルソン・フレイレ(1944-)です。彼とアルゲリッチによるラヴェルの「ラ・ヴァルス」(この収録とは別演奏)は、永遠の名演として語り継がれるほどの人気作であり、一時はフレイレの代表作として知られていたもの。映像で見ると、一層の迫力と華麗な指捌きに感嘆する他ありません。
かたや、ニコラス・エコノム(1953-1993)は通好みのピアニスト。彼の名前も、アルゲリッチとのチャイコフスキーの演奏で知られましたが、独奏作品はあまり多くなく、早過ぎた死の後に、ひっそりと「名演集」が発売されたことで話題になりました。
マイスキーについては今更語る必要もないでしょう。彼とアルゲリッチとの演奏は、まさに火花が散るような迫真のもの。ここでは内面的な感情をじわじわと押し出した青い炎のようなデュオを繰り広げています。

『マルタ・アルゲリッチ&フレンズ』

【曲目】
1-3.ドビュッシー(1862-1918): 版画<パゴダ/グラナダの夕べ/雨の夜>
4-6.ショパン(1810-1849): 3つの新しい練習曲集<ヘ短調/変ニ長調/変イ長調>
《マルタ・アルゲリッチ&ネルソン・フレイレ》
7.ラフマニノフ(1873-1943): 組曲 第2番 Op.17
8.ラヴェル(1875-1937): ラ・ヴァルス
《マルタ・アルゲリッチ&ニコラス・エコノム》
9.モーツァルト: 4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K381
《マルタ・アルゲリッチ&ミシャ・マイスキー》
10-12.シューマン(1810-1856): 3つの幻想小曲集 Op.73

【演奏】
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
ニコラス・エコノム(ピアノ)
ミシャ・マイスキー(チェロ)

【収録】
1982年 「ミュンヘン・ピアノの夏」からのコンサート

収録時間: 86分/音声: ステレオ2.0/画面: 4:3/REGION All(Code:0)/DVD…片面二層ディスク

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