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佐村河内守:鎮魂のソナタ~「3.11」で被災したすべての人々へ捧げる

掲載: 2013年08月22日 11:50

更新: 2013年08月22日 11:50

佐村河内守

「3.11」で被災したすべての人々へ捧げるべく
あの「レクイエム」から転生した畢竟の大ソナタ

佐村河内守:鎮魂のソナタ
【曲目】
CD-1
「ドレンテ~子どものために」
ピアノ・ソナタ第1番
CD-2
ピアノ・ソナタ第2番
【演奏】
ソン・ヨルム(ピアノ)
【録音】
2013年7月15~18日、富山県、新川文化ホール

※当初、発売予定だった「COCQ-85029」に「ドレンテ」という小品が加わり、収録時間の関係から2枚組となっての発売です。壮大なスケールのピアノ・ソナタとは対照的な慈愛に満ちた優しいピアノ小品「ドレンテ」。※全国ツアーでも演奏される予定です。

【作曲ノート】
ピアノ・ソナタ第2番は、当初、震災犠牲者に捧げる《レクイエム・イ短調》の拡大版として着想されました。しかし、私は、被災地に実際に足を運び、現地の方との触れあいや自分自身で見たものから、どこにもぶつけようのない悲しみや怒りの感情を直接感じたのです。私は、このソナタを、《レクイエム・イ短調》の単なる拡大版ではなく、自分が感じた被災地・被災者への強い思いを込めた、(個人ではなく)被災されたすべての方々に捧げる新たな作品として書き上げる決意をしました。その結果、新しいソナタは、壮大かつ超絶技巧を駆使した心ある鎮魂ピアノ・ソナタとして、巨大な命を持って生まれ変わったといっても過言ではありません。この曲は、祈りと悲哀に満ちた完全調性による超絶技巧ゆえに、心技体すべてを持ち合わせたピアニストでなければ、決して弾き得ないものです。天才的な才能を持ち、また人としても非常に素晴らしいピアニスト、ソン・ヨルムに演奏されることで、この曲は初めて真価を発揮できることでしょう。彼女の特性や魅力が最大限に引き出せるこの曲は、まるでソン・ヨルムのために新たに書き上げられた鎮魂ピアノ・ソナタとも言えるのです。【佐村河内守】

【プロダクション・ノート】
全ての聴力を失う絶望と、絶え間ない耳鳴りという苦しみの中、創作を続ける奇跡の作曲家、佐村河内守。2011年の東日本大震災の後、音楽家として何か力になれないかと逡巡していた佐村河内ですが、ある被災女児と津波の犠牲となったその母への鎮魂の気持ちを託す《ピアノのためのレクイエム イ短調》を生み出しました。その創作と初演の模様は2013年3月の「NHKスペシャル」で放送され、大反響となりました。ピアノという楽器は、佐村河内の創作の原点を成す楽器であり、その後、彼は同作を底本に新たな本格的ピアノ作品を書き上げる決意します。それは、《レクイエム》の拡大版として着想されながら、当初の意図よりもさらにその規模が拡大され内容が深められ、彼の創作のひとつの頂点を成す巨大な作品《ピアノ・ソナタ第2番》として完成したのです。本アルバムは、この佐村河内最新作《ピアノ・ソナタ第2番》と、既作である《ピアノ・ソナタ第1番》で構成される、ピアノ作品集のアルバムです。

 

佐村河内守

 

【佐村河内 守 作曲 ピアノ・ソナタ第1番&第2番 世界初演全国ツアー】
音楽ファン待望、佐村河内守作曲のオール・ピアノ・プログラム・ツアー!
「NHKスペシャル」で大反響を呼んだあのピアノ曲「レクイエム」が、
壮大なピアノ・ソナタに生まれ変わり、世界的ピアニスト、ソン・ヨルムによる
世界初演ツアーが決定!

曲目:佐村河内 守 作曲 ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第2番 他
出演:ソン・ヨルム(ピアノ)

2013年
9月16日(月・祝) 13:30開演(13:00開場) 横浜みなとみらいホール 大ホール
10月13日(日)   14:00開演(13:30開場) 東京オペラシティ コンサートホール
10月26日(土)   13:30開演(13:00開場) 愛知県芸術劇場 コンサートホール
2014年
4月13日(日)    13:30開演(13:00開場) いずみホール(大阪)
※コンサート・スケジュールは変更となることがございます。

【ソン・ヨルム~アーティスト・プロフィール】
2011年6月に行われた第14回チャイコフスキー国際コンクールで見事第2位入賞。また同時にベスト・パフォーマンス賞も二つ受賞。2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに続く快挙となる。これまでクライバーンやアシュケナージが優勝したこのコンクールで韓国人として過去最上位に入賞し、入賞者のガラコンサートではコンクール総裁のワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団と共演。これまでも若いながらも豊かな表現力と熟達した演奏で数々の国際コンクールで華々しい受賞歴を誇る。1997年、11歳にして若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールを最年少で2位入賞したのち、エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール、ヴィオッティ国際音楽コンクールにて全て最年少で優勝。その実績が認められ、2004年の10月にはユニバーサルミュージック(韓国)からショパン練習曲全集でCDデビュー。2009年にはヴァン・クライバーンの入賞特典として、その演奏CDがハルモニア・ムンディよりリリース。世界一流のオーケストラや指揮者との共演も多く、ロリン・マゼール指揮ニューヨーク・フィル、チョン・ミョンフン指揮ソウル・フィル、イスラエル・フィル、NHK交響楽団などと公演を成功させている。またレパートリーも膨大で、協奏曲だけではなくリサイタル、室内楽の公演でもその実力を発揮。その活躍は公演のみにとどまらず、ニューヨークでの潘基文国連事務総長の就任式に招待され、演奏するなど、多方面から注目を浴びる。今後もアメリカやヨーロッパでの公演が多数予定されており、その活躍が期待される。現在ドイツのハノーヴァーでアリエ・ヴァルディに師事。

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