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ジャズ・レジェンド・イン・ヨーロッパ・シリーズ第1弾

1960年代から1970年代にアメリカ人ミュージシャンがヨーロッパで繰り広げた貴重なセッションがCD化!

シリーズ第1弾は、ソニー・ロリンズ、デクスター・ゴードン、ハンク・モブレーが、デンマーク/コペンハーゲンの老舗クラブ「カフェ・モンマルトル」のハウスバンドであるケニー・ドリューのトリオとの共演を収録した3作品!

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Sonny Rollins『ソニー・ロリンズ・イン・コペンハーゲン・1968(フル・セッション)』

ソニー・ロリンズはインパルスで『イースト・ブロードウェイ・ラン・ダウン』(1966年)を発表したあと、1968年に日本やヨーロッパ・ツアーを行ったが、1969年秋に再び雲隠れして、1972年の『ニュー・アルバム』(マイルストーン)まで正式録音がなかった。本作はその間のギャップを埋める貴重な音源である。1968年9月8日、コペンハーゲンのTV局での収録。バックはケニー・ドリュー(p)、ニールス=ヘニング・オルステッド・ペデルセン(b)、アル・ヒース(ds)。〈Jazz Icons〉シリーズよりDVDで発売されていた演奏ですが、今回はDVDではカットされた部分もフル尺で収録された世界初登場の音源!

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Dexter Gordon with The Kenny Drew Trio『ゾーズ・ワー・ザ・デイズ』

デクスター・ゴードンのヨーロッパ時代のライヴ音源。1967年にデンマークの高校で行われたライヴ(tr.1)、1969年デンマーク、コペンハーゲンのカフェ・モンマルトルでの演奏(tr.3~tr.4)、そして1971年(tr.2)オランダでのステージが収録されている。 バックは全曲共通でケニー・ドリュー(ピアノ)とニールス=ヘニング・オルステッド・ペデルセン(ベース)。ドラムスはtr.1はカフェ・モンマルトルのハウス・プレーヤーのアルバート・ヒース、tr.3とtr.4はアメリカへ帰ったヒースの後任者の南アフリカ出身者マカヤ・ウンショコ、tr.2は不明だ。名盤『アワ・マン・イン・パリ』に代表されるように好調のヨーロッパ期の演奏ゆえ、その熟演、熱演は目を見張るものがある。

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Hank Mobley with The Kenny Drew Trio『ブルー・ボッサ』

ハンク・モブレーが生涯に一週間だけ出演したコペンハーゲンの名門「モンマルトル」への出演を捉えた1968年のライヴ録音。モブレーのヨーロッパでの活躍は断片的にしか紹介されてこなかっただけに、きわめて貴重は歴史的証言といえる。 モブレーのバックを務めるのは、ケニー・ドリュー(ピアノ)、ニールス・ペデルセン(ベース)、アルバート・ヒース(ドラムス)からなる「モンマルトル」のハウス・トリオ。ドリューは渡欧前、リヴァーサイド盤『ジス・イズ・ニュー』(57年)、『アンダーカレント』(60年)等のリーダー作にモブレーを起用している。ヒースとは意外にもこれが初共演レコーディングかもしれない。モブレーがブルーノート盤の常連だった50年代後半から60年代前半、彼は数々のリヴァーサイド盤に引っ張りだこだった。少し大げさにいえば派閥が違っていたのだ。ペデルセンは4名中、唯一のヨーロッパ人。当時弱冠22歳だったが、すでにバド・パウエル、デクスター・ゴードン、ジョニー・グリフィンなどと共演を重ねるツワモノだった。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2014年06月16日 19:42

更新: 2014年06月26日 13:36