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イギリスの指揮者、鍵盤楽器奏者、音楽学者のクリストファー・ホグウッド氏死去

クリストファー・ホグウッド

デッカ傘下のオワゾリール・レーベルから多くのアルバムをリリースしたイギリスの指揮者、鍵盤楽器奏者、音楽学者のクリストファー・ホグウッド氏が病気のため9月24日(水)に亡くなりました。享年73。
ホグウッド氏は1941年9月10日、イングランドのノッティンガム生まれ。ケンブリッジ大学ペンブローク校で古典学を学んだ後、専攻を音楽に変えレイモンド・レパードとサーストン・ダートに師事。その後、ラファエル・プヤーナやグスタフ・レオンハルトらにチェンバロ演奏を学びました。
1967年にデイヴィッド・マンロウとロンドン古楽コンソートを創設。またネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のチェンバロ奏者を務めました。1973年にエンシェント室内管弦楽団を創立し、オリジナル楽器とピリオド奏法でバロック音楽から現代作品に至るまで幅広いレパートリーで活躍しました。
1988年から92年まで、アメリカ、ミネソタ州のセントポール室内管の音楽監督を務め、日本へも東京フィルハーモニー交響楽団やNHK交響楽に客演し好評を得ました。2014年11月には東京都交響楽団への客演が予定されていましたが、7月に病気療養のため指揮者交代が告知され、その矢先の訃報となってしまいました。
謹んでご冥福をお祈りします。(タワーレコード)

カテゴリ : ニュース

掲載: 2014年09月25日 17:30