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フェルッチョ・フルラネットによるオペラ・アリア集~「ドン・カルロ」「ボリス・ゴドゥノフ」より

フェルッチョ・フルラネット~オペラ・アリア集

イタリアの生んだ世界的バス、フェルッチョ・フルラネットが、「ドン・カルロ」のフィリッポ2世と「ボリス・ゴドゥノフ」を歌ったアルバムは、ウィーン国立歌劇場における4つの公演から編まれたものです。
フィリッポ2世といえば、フルラネットが1986年にザルツブルク・イースター音楽祭でカラヤンの指揮で歌って一躍脚光を浴びて以来の当たり役。1949年生まれのフルラネットはいまや押しも押されぬ大御所ですが、やはり舞台での存在感にはすごいものがあり、ここでも貫禄の歌唱を聴かせています。
アルバム後半、有名な「モノローグ」と「ボリスの別れ」を歌ったボリスも圧巻の出来栄え。2007年のガッティ指揮、2012年のソヒエフ指揮、いずれもおおいに評判を取った内容でこちらもファンには見逃せないところです。
(キングインターナショナル)

【収録内容】

フェルッチョ・フルラネット~オペラ・アリア集

ヴェルディ:「ドン・カルロ」より
・第1幕「とどまれ! 国王の面前で」
・第3幕「彼女は決してわしを愛していない!」
 フェルッチョ・フルラネット(バス:フィリッポ2世)
 カルロス・アルバレス(バリトン:ロドリーゴ)
 ミヒャエル・ハラース(指揮)
 収録:1997年9月16日(ライヴ)

・第3幕「大審問官でございます!」
・第3幕「陛下、お裁きを!」
・第3幕「ああ! どうにもならぬ宿命の疑惑よ」
 フェルッチョ・フルラネット(バス:フィリッポ2世)
 ミリアム・ガウチ(ソプラノ:エリザベッタ)
 エリック・ハーフヴァーソン(バス:大審問官)
 ドローラ・ザジック(メゾ・ソプラノ:エボーリ公女)
 ベネディクト・コベル(テノール:レルマ伯爵)
 ブルーノ・カプローニ(バリトン:ロドリーゴ)
 ヴェコスラフ・シュテイ(指揮)
 収録:2001年1月19日(ライヴ)

ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より
・第2幕ボリスのモノローグ「私は最高の権力を手に入れた」
・第2幕「何の用か? ・・・陛下!」
・第2幕「もういい! ・・・うーん、苦しい! 息をつかせてくれ!」
 フェルッチョ・フルラネット(バス:ボリス・ゴドゥノフ)
 ミヒャエラ・ゼリンガー(メゾ・ソプラノ:フョードル)
 ヨルマ・シルヴァスティ(テノール:シュイスキー公爵)
 ヴォルフラム・イーゴリ・デルントル(テノール:貴族)
 ダニエーレ・ガッティ(指揮)
 収録:2007年5月28日(ライヴ)

・第4幕第1場(1869年版)
 「もうわれわれだけにしてくれ! みんな引き下がれ! さらばだ、わが子よ!」
 フェルッチョ・フルラネット(バス:ボリス・ゴドゥノフ)
 ステファニー・ハウツィール(メゾ・ソプラノ:フョードル)
 トゥガン・ソヒエフ(指揮)
 収録:2012年4月20日(ライヴ)

以上すべて
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2014年11月27日 12:57