注目度No.1ピアニスト、ティグラン・ハマシアン新作
いま最も注目を集めるアルメニア出身の天才ピアニスト、ティグラン・ハマシアン。
ジャズの範疇を大きく超え、独特の新世界を創造したノンサッチ移籍第1弾となる2015年ニュー・アルバム『Mockroot』。
アルメニアで生まれ育ったティグランは、ジャズとクラシック両方の教育を受けたが、彼はそれ以外にもアルメニアのフォーク・ミュージックやロック、エレクトロや詩など、実に多種多様な音楽的影響を受けている。そして、そこから生まれたジャズの範疇を超えた独特のサウンドと音世界は、アメリカやヨーロッパ、そしてここ日本など、世界各国のファンを熱狂させている。
通算6作目となる本作は、2014年9月の来日時と同じトリオでレコーディング。アルバムにはティグラン作の楽曲の他、アルメニアのトラディショナル・ソングをティグランがアレンジした“Kars 1”“Kars 2”が収録。
アルメニア音楽のメロディや変拍子のリズムを多用した彼のサウンドは、ジャズの範疇から大きくはみ出していると感じるジャズ愛好家もいるかも知れない。しかしエレクトロニックなループや、ダンスっぽいグルーヴ、そしてプログレッシヴな姿勢とエネルギッシュな演奏スタイルは、ジャズだけにはとどまらない独特の世界を生み出している。
【収録曲】
01. To Love
02. Song for Melan and Rafik
03. Kars 1
04. Double-Faced
05. The Roads That Bring Me Closer to You
06. Lilac
07. Entertain Me
08. The Apple Orchard in Saghmosavanq
09. Kars 2 (Wounds of the Centuries)
10. To Negate
11. The Grid
12. Out of The Grid