現代スライド・ギターの巨人、サニー・ランドレス原点回帰ブルース作

サニー・ランドレスのあのターボ付きのスライドにかかると、お馴染のブルーズの古典曲も劇的に生まれ変わります。パワーとセンスのよさがこのように合わさると無敵です。―ピーター・バラカン

エリック・クラプトンが「地球上でもっとも過小評価されているミュージシャン」と称したスライド・ギターの名手、サニー・ランドレスのファン待望のブルーズ・アルバムが完成！

ロバート・ジョンソンなどのブルーズ古典カヴァーとオリジナル新曲を収録。全編にわたってパワフルなスライド・ギターが唸りをあげる。

ジャズ/フュージョンへとその音楽性を広げた前作『エレメンタル・ジャーニー』の後、本人自ら「シンプルながらもパワフルなブルーズを強烈に欲していた」と語る通り最小限のブルーズ・トリオで世界を回り、その次のステップとして同じメンバーでレコーディングされたのがこのアルバム。

アルバム制作がスタートした時期に盟友ジョニー・ウィンターが他界し、その魂にささげるべく作った追悼曲「ファイヤーバード・ブルーズ」は、スローなブルーズにのせてジョニー・ウィンターのトレードマークであるギブソン・ファイヤーバードでエモーショナルなギター・ソロを弾ききったインスト・ブルーズ曲。