ヤンソンス&コンセルトヘボウ管によるブルックナーの交響曲第9番(SACDハイブリッド)
SACDハイブリッド盤。マリス・ヤンソンスがコンセルトヘボウ管を指揮してブルックナーの第9交響曲を演奏したアルバムの登場。
コンセルトヘボウ管によるブルックナー演奏といえば、第3代首席指揮者のベイヌム以来、ヨッフム、ハイティンクと、脈々と受け継がれてきた伝統はよく知られるところでもあり、新しいところでは、ヤンソンスの首席指揮者在任中の2013年にアーノンクールが指揮した第5交響曲のライヴ映像作品も高い評価を集めていました。
ヤンソンスはこれまでにブルックナーの交響曲をコンセルトヘボウ管との顔合わせで、2008年に第3番と第4番、2012年に第6番と第7番をライヴ・レコーディングしていますが、その磨き抜かれた美しさにはひときわ印象深いものがありました。
2014年3月にライヴ収録されたこの第9番は、名門に培われたゆたかな流れを汲みつつ、ヤンソンスが取り組んできたコンセルトヘボウ管とのたしかな成果をあらためて感じさせるもの。エヴェレット・ポーター率いるポリヒムニアのチームの優秀な録音により、きわめて情報量の多い内容を味わうことができるのもおおきな魅力といえます。
(キングインターナショナル)
【収録曲】
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109(1887-96)
<トラック・タイム>
Ⅰ.23:05/II.10:52/III.20:44/TOTAL.54:44
【演奏】
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
【録音】
2014年3月19、21、23日 アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)
掲載: 2015年12月24日 18:00