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NAXOS×福田進一「日本のギター作品集」第2弾!~武満徹、原博、三善晃、池辺晋一郎、細川俊夫 作品集

福田進一~日本のギター作品集 第2集

ナクソスの名プロデューサー兼ディレクター、ノーバート・クラフトと福田の出会いから生まれた好企画「日本のギター作品集」シリーズ第2弾は武満徹をはじめとした日本を代表する作曲家たちの作品集です。繊細で豊かな、そして伝統的なフォルムを持つ多彩な作品が並びます。武満徹編曲による名曲、中田章の「早春賦」はオリジナルの喜ばしさと、そこはかとない抒情的な雰囲気を漂わせています。また三善の「五つの詩」はフランス音楽の影響を受けながらも、俳句のパターンを組み込んだ詩的なスタイルで書かれています。ドラマティックな、池辺晋一郎の「ギターは耐え、そして希望しつづける」は、"細部まで作品の意味が聴き手に明確に伝わる演奏"と作曲者に絶賛されました。さらに、箏を模した刺激的な響きを持つ細川の「セレナーデ」は、初演時とは違うチューニング(福田独自のもの)で演奏され、"その音楽性の豊かさ、美しさ!"と作曲者からの感嘆のメッセージが寄せられています。今回も素晴らしい音響空間を求め、カナダ・トロント郊外ニューマーケットの教会で録音を行っています。
(ナクソス・ジャパン)

~福田進一~
1955(昭和30)年大阪生まれ。ギタリスト。12歳からギターを始め、78年パリのエコール・ノルマルでポンセに師事。80年にはイタリアでO・ギリアに学び、81年パリ国際ギター・コンク-ルで優勝、一躍注目を集める。以後、欧米各国の主要都市でコンサートを開く一方、ジャズ・ギタリストの渡辺香津美との共演など、その活動の幅は広い。ピリオド楽器を使った演奏から現代曲までレパートリーは広く、後進の指導にも熱心で村治佳織は弟子の一人。

NAXOS×福田進一 第1弾、武満徹:ギター作品集はこちら>>>

【曲目】
1.武満徹(1930~1996):早春賦(1977/「12の歌」より)
(原曲:中田章(1886~1931)の早春賦による)
2.原博(1933~2002):挽歌(1969)
3.三善晃(1933~2013):エピターズ(1975)
三善晃:ギターのための 五つの詩(うた)(1985)
4.原っぱ
5.乳房
6.晩夏
7.密柑
8.家出
9.池辺晋一郎(1943~):ギターは耐え、そして希望しつづける(2007)
10.池辺晋一郎:映画「スパイ・ゾルゲ」よりカーチャのテーマ(2003)
細川俊夫(1955~):セレナーデ(2003)
11.第1番:月光(つきひかり)のもとで
12.第2番:夢路
細川俊夫:日本民謡集より(2004)
13.子守歌
14.さくら
【演奏】
福田進一(ギター)
【録音】
2014年9月25~28日 カナダ オンタリオ ニューマーケット
聖ジョン・クリソストム教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年12月28日 17:30