注目アイテム詳細

レークナー&読響、初出レパートリー2タイトル~マーラー“巨人”、ドヴォルザーク第7

レークナー&読響、初出レパートリー2タイトル~マーラー“巨人”、ドヴォルザーク

好評の「読売日本交響楽団アーカイブ」シリーズ最新作は、レークナー特集。2点ともスタジオ録音では残さなかったレパートリーを収録。また、いずれも1990年代の演奏で録音状態も優秀との事。名匠の芸術を心行くまで楽しめます。

レークナー&読売日本交響楽団~マーラー:交響曲第1番“巨人”(1997年ライヴ)

レークナー&読売日本交響楽団~マーラー:交響曲第1番“巨人”(1997年ライヴ)

ブルックナーの個性的名解釈で知られるレークナーですが、同様にマーラー演奏にも非凡な才能を示しました。しかしながらスタジオ録音は僅かに第3番、第6番が遺されるばかりでした。読響とは、“大地の歌”、第9、“巨人”の順に名演を聴かせてくれました。ここに“巨人”が初CD化となります。レークナーは余裕のあるテンポを採用して、読響からコクがあって渋みのある音色を引き出した演奏で、いつもの歌わせ上手の魅力もふんだんに味わえます。フィナーレは壮麗に盛り上がっています。有難いことにサントリーホールにおける優秀なデジタル録音。
(東武ランドシステム)

【曲目】
マーラー:交響曲第1番「巨人」
 ※演奏タイム:14:47 / 8:34 / 11:42 / 21:19
【演奏】
ハインツ・レークナー(指揮)
読売日本交響楽団
【録音】
1997年3月7日 サントリーホール、ライヴ(読響第368回名曲シリーズ)
[サウンド・マスタリング:WEITBLICK]

レークナー&読売日本交響楽団~ドヴォルザーク:交響的変奏曲、交響曲第7番 他(1994年ライヴ)

レークナー&読売日本交響楽団~ドヴォルザーク:交響的変奏曲、交響曲第7番 他(1994年ライヴ)

レークナーはドヴォルザークの交響曲を一切スタジオ録音で遺しませんでした。しかし94年の読響客演時にはドヴォルザークを纏めて取上げております。交響曲的変奏曲はなかなか実演では聴けない曲です。ドヴォルザークらしい郷愁に満ちた香り高い演奏。圧巻は第7番の交響曲で、レークナーはこの曲をドイツの伝統的な交響曲の系譜を継ぐ名曲として解釈。正にブラームス然としたドヴォルザークで、聴いていて心の落ち着く温かみを持っております。リズム感の良さは、スケルツォで如何なく発揮され、怒涛のフィナーレになだれ込みます。交響曲のアンコールがスラヴ舞曲で、こういう時はレークナーもリラックスしきって、メランコリックに歌いに歌い、美音を伸ばしに伸ばしてロマンティックなところを隠そうともしません。録音優秀。
(東武ランドシステム)

【曲目】
ドヴォルザーク:
1.交響的変奏曲 Op.78[22:58]
2.交響曲第7番 ニ短調 Op.70[11:08 / 10:17 / 8:07 / 10:02]
3.スラヴ舞曲 第10番 Op.72-2(アンコール)[5:15]
【演奏】
ハインツ・レークナー(指揮)
読売日本交響楽団
【録音】
1994年2月10日(1)
(読響第314回定期演奏会)
1994年1月27日(2,3)
(読響第330回名曲シリーズ)
いずれもサントリーホール、ライヴ
[サウンド・マスタリング:WEITBLICK]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年03月08日 18:00