ランパル 読売日本交響楽団『モーツァルト:フルート協奏曲第1番・第2番、他』SACDハイブリッド タワレコ限定 2025年1月22日発売
タワーレコード・オリジナル企画盤 日本コロムビア x TOWER RECORDS
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作 The Valued Collection Platinum
「DENON原盤 ハイブリッドSACDシリーズ」
第3弾 アナログ録音名盤 1タイトル 限定盤
<ランパル没後25年企画>1964&70年来日時の貴重な
アナログ録音が高音質化により最新で蘇る!
・モーツァルト:フルート協奏曲第1番・第2番、他
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)、ウィリー・シュタイナー&読売日本交響楽団、他
(1964年4月19、20日 東京、杉並公会堂、他)
オリジナル・マスターテープからのリマスタリングによる世界初SACD化!
2024年最新復刻 世界初SACD化
税込 2,970円 SACDハイブリッド盤
2025年1月22日(水) 発売予定
マスタリング・エンジニア:毛利 篤 氏(日本コロムビア)
LP初出時のオリジナル・ジャケット・デザイン使用
企画・販売:TOWER RECORDS
発売:日本コロムビア株式会社
日本コロムビアが所有する貴重なアナログ・マスターテープを使用したSACDハイブリッド化の最新復刻企画は、2024年7月発売の「ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団」の貴重な来日公演時の復刻(TWSA1174/5)からスタートしました。今回、最新第3弾は、2025年に没後25年となるジャン=ピエール・ランパルの貴重な日本録音1タイトルを最新で復刻します。ランパルは今回の録音の1964年に初来日して以降も客演を行い、日本での録音も数種類残していますが、今回の2曲の協奏曲は2年後のERATOへ再録音を行った音源と並んで、ランパルの重要な録音のひとつです。この日本コロムビアのLPを聴いて親しんだリスナーも多いのではないでしょうか。当時の日本コロムビアのアナログ録音は今聴いても素晴らしいクオリティであり、厳重に保管されていたアナログ・マスターテープも良い状態でした。当時のランパルの黄金の音色が余すところなく収録されている、優秀録音盤です。その極上の響きを、最新のSACDで確認いただけます。
また、今回初出時のオリジナルのジャケット・デザインを採用し、LP初出時の解説を掲載しました。当時のデザインも含めお楽しみください。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。
モーツァルト:フルート協奏曲第1番・第2番、他 (2024年マスタリング) (SACDハイブリッド)
ジャン=ピエール・ランパル、ウィリー・シュタイナー、読売日本交響楽団、山岡重信、東京コンサート・オーケストラ
[TWSA1181 (1SACDハイブリッド) 2,970円(税込)] POS: 4549767336039
【収録曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:フルート協奏曲第1番・第2番、他
1. フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313(285c) (カデンツァ:J.=P.ランパル)
2. フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314(285d) (カデンツァ:J.=P.ランパル)
3. アンダンテ ハ長調 K.315(285e)
【演奏】
ジャン= ピエール・ランパル (フルート)
読売日本交響楽団 (1,2)、 東京コンサート・オーケストラ (3)
ウィリー・シュタイナー (指揮) (1,2)、 山岡 重信 (指揮) (3)
【録音】
1964年4月19、20日 東京、杉並公会堂 (1,2)
1970年6月19、20日 日本コロムビア第1スタジオ(3)
【Original Recording】
制作:相澤昭八郎 (1,2)、 録音:小林喜久之助 (1,2)
【原盤】
日本コロムビア
<ランパル没後25年企画>
1964年のランパル初来日時の貴重な録音。冴えわたる名技、盤石のオーケストラ。今SACDで鮮やかに蘇る!優秀録音盤。日本コロムビア所蔵のオリジナル・マスターテープからのリマスタリングによる世界初SACD化!
20世紀最大のフルーティスト、ランパルの初来日は1964年。その機会をとらえてこの貴重な録音がされました。当時すでに絶頂期にあったランパルの比類なきテクニックとこぼれ落ちるような美音を十二分に堪能できます。共演の読売日響も盤石の演奏で支えています。今回新規でオリジナルの協奏曲2曲に加え、1970年来日時に収録された小品集から同じくモーツァルトの「アンダンテ ハ長調」を余白に収録しました。日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープからリマスタリングを行い初SACD化。音場・音質が鮮やかに向上しています。CD層も今回のリマスタリング音源を使用しています。
これらの協奏曲2曲の録音は、1964年に当時の読売新聞社の招聘で初来日が実現した折に日本コロムビアにより収録されたもので、ジャン=ピエール・ランパル(1922- 2000)壮年期の42歳時の収録です。指揮者のウィリー・シュタイナー(1910-75)は当時、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者であり、1960年代前半から読売日本交響楽団の常任指揮者として活躍していました。リサイタルと並んで来日時の演奏曲目であったこれらの協奏曲2曲は、招聘元に関係する読売日本交響楽団が起用され収録されたと思われます。尚、今回の解説書での1964年6月初出時のライナーノートには、前年にNHK交響楽団の首席奏者を退任し東京芸術大学教授の任にあった吉田雅夫氏(1915-2003)の序文解説が掲載されており、ランパルとの出会いやエピソードが語られている点も興味深いです。
ランパルはこの後僅か2年後にERATOレーベルにこれら2曲の協奏曲と「アンダンテ ハ長調」を再録音しており(1966年録音。グシュルバウアー&ウィーン交響楽団)、そちらの方が一般的には有名ですが、当時の日本コロムビアによるこの録音は当時のランパルの音色と名技を余すことなく収録しており、録音の優秀さも際立ちます。既にCDでは復刻されていてマスターの状態の良さを確認できていたとは言え、今回の発売のために新規で使用したオリジナルのアナログ・マスターテープは現在でも保存状態が良く、かつての響きを高音質で復刻するに相応しいクオリティでした。ランパルの自然ながらも気品溢れる音色が空間いっぱいに拡がります。また、結成からあまり経っていない読売日本交響楽団もシュタイナーの指揮に良く応えており、弦楽器を中心とした当時のレヴェルの高さを伺えます。音楽に対しての真剣さや吸収力の高さは、外来の演奏家に負けない資質が既に構築されていたことがわかるほどのリアルな音が残されていました。その意味でもこれらの音源は貴重な記録と言えるでしょう。
今回の復刻は日本コロムビアが厳重に保管していたオリジナルのアナログ・マスターテープより新規でハイレゾ化を行ったマスターを使用していますので、従来のCD以上の音質向上となりました。各楽器の鮮明な音色や間接音、倍音の豊かさをより感じ取れます。また、解説書には1964年発売のオリジナルのLPに掲載された解説を収録しました。さらに解説書の裏にはLPの裏面の写真もカラーで掲載しています。
※ 世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープより2024 年にリマスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用(LP裏の写真も解説書裏にカラーで掲載)
※ 解説:吉田 雅夫氏、佐川 吉男氏(1964年6月発売のLP:OS-344より転載)。解説書合計6ページ
※ ジュエルケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2024年12月13日 12:00