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T-ボーン・バーネットがプロデュース、話題のシンガー=リアノン・ギデンズ

Rhiannon Giddens

2016年、初来日公演をBLUE NOTE TOKYOで行った、現在進行形のアメリカン・ルーツ・ミュージックを追求する話題の女性シンガー、リアノン・ギデンズ。彼女のソロ・デビュー・アルバムにボーナス・トラック2曲を加えた待望の日本盤が登場!

第53回グラミー賞でベスト・トラディッショナル・フォーク・アルバムを受賞したキャロライナ・チョコレート・ドロップス。そのメンバーで、バンジョー、フィドル、ギターなど様々な楽器を手掛けるマルチインストゥルメンタリスト、リアノン・ギデンズ。彼女にとって初めてとなるソロ・アルバムがノンサッチ・レコーズからリリースされる。

2014年は、エルヴィス・コステロ、マーカス・マムフォードらによるスーパー・プロジェクト、ザ・ニュー・ベースメント・テープスに参加したり、コーエン兄弟の映画『インサイド・ルウェン・デイヴィス』の音楽へのトリビュート・イベント、「Another Day, Another Time」 に出演したりと、キャロライナ・チョコレート・ドロップス以外での活躍を見せた彼女。ザ・ニュー・ベースメント・テープス、「Another Day, Another Time」のどちらにも関わっていたTボーン・バーネットをプロデューサーに迎え、本作『TOMORROW IS MY TURN』を完成させた。

ロサンゼルスとナッシュヴィルでレコーディングされたという本作には、Tボーン・バーネットが集めた様々な世代のミュージシャンがリアノンのバックを固めている。その中には、パンチ・ブラザーズのゲイブ・ウィッチャーとポール・コワート、モータウンのファンク・ブラザーズのジャック・アシュフォード、ドラマーのジェイ・ベルローズにコリン・リンデンなどが含まれている。

キャロライナ・チョコレート・ドロップスと変わらず、アメリカン・ルーツ・ミュージックを追求しながらも、女性アーティストの伝統も受け継いでいるリアノン・ギデンズ。Tボーン・バーネットの言葉通り、アメリカのミュージック・カルチャーを語る上で欠かせないアーティストとなることは間違いない。

コステロ、マーカス・マムフォードらと共にリアノンが参加するザ・ニュー・ベースメント・テープスの特集はこちら>>>

 

 

 

掲載: 2016年04月12日 19:17