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ダン・オーバックのプロデュース作から3年、ニジェールのギタリスト/SSWボンビーノによる3枚目のアルバムが登場

Bombino

 

第55回グラミー賞プロデューサー・オブ・ジ・イヤーを獲得したザ・ブラック・キーズのダン・オーバックが手がけた前作『ノマド』(2013年)により、世界から注目されることとなった砂漠のブルース・ミュージシャン、ボンビーノが、3年の歳月を経て『アゼル』を完成。

今回は人気米インディー・バンドのダーティー・プロジェクターズの中心人物デイヴ・ロングストレスをプロデューサーに、ミキサーにはデイヴィッド・レンチ(FKAツイッグス他)を迎えウッドストックにてレコーディング。

Tichumaren (砂漠のブルース) を表現するその巧みなテクニック、ジミ・ヘンドリックスにそして地元愛や祖先へ注がれる情熱溢れる「サヘル(サハラ砂漠南縁部の半乾燥地域)のボブ・マーリー」と呼ばれるボンビーノの本作は、彼のアーティストとしての進化が深まっており、中には "Tuareggae"と形容される、軽快なリズムのトラックも含まれている。

 

 

掲載: 2016年05月12日 12:34