ネゼ=セガンによるモーツァルト・オペラ・シリーズ第4弾“フィガロの結婚”
ヤニック・ネゼ=セガンによる「モーツァルトの7つのオペラ・シリーズ」の第4作目は、2015年の夏にバーデン=バーデンで行われたライヴ録音による“フィガロ”。ハンプソン、フォン・オッター、ビリャソンと随所にヴェテランを配し、ヨンチェヴァ、カルク、ピサローニといった若手も起用(ピサローニとハンプソンは義理の親子!)。そんな豪華な歌手陣も魅力的ながら、何といっても注目は、次期メトロポリタン歌劇場の音楽監督に指名されたネセ=セガンの指揮でしょう。オーケストラを縦横無尽に操り、時には歌手をきっちり支え、時には柔軟な音楽を紡ぎ出す彼の手腕には息を呑むばかり。歌手たちの素晴らしいパフォーマンスも文句なしです。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)
【曲目】
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492(全曲)
【演奏】
トーマス・ハンプソン(伯爵)
ソーニャ・ヨンチェヴァ(伯爵夫人)
アンジェラ・ブラウアー(ケルビーノ)
クリスティアーネ・カルク(スザンナ)
ルカ・ピサロニ(フィガロ)
マウリツィオ・ムラーロ(ドン・バルトロ)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(マルチェリーナ)
フィリップ・スライ(アントニオ)
レグラ・ミューレマン(バルバリーナ)
ローランド・ビリャソン(ドン・バジーリオ)
ジャン=パウル・フーシェクール(ドン・クルツィオ)
ジョリー・ヴィニクール(通奏低音:フォルテピアノ)
ラスタット・ヴォーカル・アンサンブル
ヨーロッパ室内管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
【録音】
2015年7月 バーデン=バーデン祝祭劇場(演奏会形式でのライヴ録音)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年06月23日 13:30