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ブーレーズ、最後のスコア弦楽四重奏のための“書(2012改訂版)”録音!~ディオティマ弦楽四重奏団

ブーレーズ、最後のスコア“弦楽四重奏のための書(2012改訂版)”録音!~ディオティマ弦楽四重奏団

今年(2016年)1月に亡くなったブーレーズが弦楽四重奏のために書いた唯一の作品である「書」。1948年に作曲を開始、54年に完成したこの曲は、1968年にはIa、Ibが弦楽合奏版に編曲されるなど、幾度となく手を加えられてきた経緯があります。そして作曲の完成から約60年を経た2012年、ブーレーズはディオティマ弦楽四重奏団の申し出によりこの作品の最終改訂に取り組み、これが彼がスコアに向かった最後の仕事のひとつとなりました。元々全曲録音自体が少ない曲でもありますので、今回の録音発売は嬉しい1枚の登場といえるでしょう。
ディオティマ弦楽四重奏団は1996年パリ音楽院の受賞者たちにより創設。今年8月~9月には日本での公演、同曲の演奏(一部)も予定されています。

【曲目】
ピエール・ブーレーズ(1925~2016):
弦楽四重奏のための書(1948~1949、1954/改訂版:2012)
Ia / Ib / II / IIIa / IIIb / IIIc / V / VI
【演奏】
ディオティマ弦楽四重奏団
 ユン・ペン・チャオ(ヴァイオリン)
 ギヨーム・ラトゥール(ヴァイオリン)
 フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)
 ピエール・モルレ(チェロ)
【録音】
2014年2月 スタジオ・アクースティク、パッサヴァン・ミュージック、フランス

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年06月30日 11:00