音楽監督就任第1弾!フルシャ&バンベルク響~スメタナ:連作交響詩“わが祖国”(SACDハイブリッド)
2016年9月、チェコの有望な若手指揮者、ヤクブ・フルシャがドイツの名門オーケストラ、バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。そしてこの期待の組み合わせの初録音として、チェコ音楽の金字塔、スメタナの「わが祖国」全曲がSACD hybridで発売された。東京都交響楽団の首席客演指揮者として日本でもお馴染みのフルシャは、まだ30代半ばだがチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の常任客演指揮者にも任じられており、21世紀のチェコのクラシック音楽界を背負って立つ才能として大きな期待が寄せられている。この録音はその期待に答えた素晴らしい演奏だ。チェコ人が持つ「わが祖国」への熱い思いが湧き上がりつつも、現代的な知性で楽譜の隅々にまで配慮を行き届かせた演奏である。そして前身がプラハのドイツ人オーケストラであるバンベルク交響楽団が、フルシャの素晴らしい音楽にドイツのオーケストラの充実した音を加えている。
始まったばかりのフルシャとバンベルク交響楽団の時代だが、就任前のこの録音から既に素晴らしい一時代が築かれることが予見できるようだ。
定評あるTUDORのSACD hybridの優秀録音、SURROUND SOUND 5.1。日本語解説付き。
(東武トレーディング)
【収録予定曲目】
スメタナ
連作交響詩「わが祖国」(全6曲)
【演奏】
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バンベルク交響楽団
【録音】
2015年9月7-8日、2016年3月21-23日、バンベルク
カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)
掲載: 2016年12月21日 00:00