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故マゼールも激賞した中国人ピアニストの新しい星、ハオチェン・チャンがデビュー(SACDハイブリッド)

ハオチェン・チャン

SACDハイブリッド盤。世界が注目する中国出身のピアニスト、ハオチェン・チャンがBISレーベルより本格的デビュー・ディスクをリリース致します。「まるで巨匠の様な演奏だ!」と激賞した故ロリン・マゼールをはじめ、巨匠をもうならせるハオチェン・チャンは、繊細な叙情性と聴衆を魅了する力強さをあわせもつ、若手随一のピアニストです。
注目の選曲はシューマンの子供の情景にはじまり、リストのバラード第2番、ヤナーチェクのピアノ・ソナタ第1番「1905年10月1日、街頭にて」、そしてブラームスの3つの間奏曲という充実の構成。テクニックを前面に押し出すピアニスト若手が多い中、ハオチェン・チャンは既に成熟した音楽を紡ぎだしております。
ヤナーチェクのピアノ・ソナタは、チェコ人のための大学創設を請願したデモに参加して殺された労働者を悼む作品で、10月1日はその日付です。3楽章の作品でしたが、紛失により2楽章の作品として残されました。詩的な表現力と卓越したハオチェン・チャンならではのこの選曲は若手にして既に成熟した音楽性の証明と言え、2015年6 月の来日公演でも披露し絶賛されております。無限の可能性を感じさせる大型新人の演奏をお楽しみください。
(キングインターナショナル)

【収録予定曲目】
シューマン:子供の情景 Op.15
リスト:バラード第2番ロ短調 S.171
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
【演奏】
ハオチェン・チャン(ピアノ)Steinway D
【録音】
2016年2月、ドイツ、ノイマルクト

プロフィール:ハオチェン・チャン
2009年、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少優勝して以来、若き中国出身のピアニスト。アメリカ、ヨーロッパ、アジアでその深く繊細な音楽性と大胆な想像力、そして目を見張るほどのテクニックで聴衆を魅了しています。
2005年、カーティス音楽院において、ゲイリー・グラフマンに師事。2010/11シーズンにフォートワースで行われたクライバーン・コンサート・シリーズでは、ダラス・モーニング・ニュース紙及びフォート・ワース・スター・テレグラム紙で絶賛され、セレブリティシリーズ後援によるボストン・デビューでもボストン・フェニックス紙の2010年、クラシック・コンサート年間トップ10にランクインしたほどの逸材です。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのライヴ録音を収録したディスク(HMU 907506 / ハルモニアムンディ・フランス)は、批評家の称賛を浴びました。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)

掲載: 2016年12月24日 00:00