フリードリヒ・グルダ『プレイズ・モーツァルト&グルダ』!グルダの名曲“アリア”収録
クラシック・ピアニスト、ジャズ・プレイヤー、作曲家と様々な顔を持っていた天才ミュージシャン、フリードリヒ・グルダ(1930-2000)。本格的なジャズ・プレイヤーに転向しようと考えていたこともあるグルダは、最終的に「クラシックとジャズの融合」を試み、その自由なスタイルは、とりわけ彼が愛したモーツァルト演奏に昇華されたといえるでしょう。このアルバムには、2つの違う年代のグルダの演奏を収録。ジャズに傾倒し始めた時期(1969年)のモーツァルトの2つのロンドを最初と最後に置き、グルダ自身のスタイルを確立させた1982年の演奏をその間に挟むというプログラムです。1982年のグルダのインプロヴィゼーション、モーツァルトのソナタ、彼と聴衆の全てがお気に入りだった「アリア」など、年代の違いを全く感じさせないほど自然な流れの中に溶け込んでおり、ここではまさにクラシックとジャズの融合が図られています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
1.モーツァルト(1756-1791):ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K386
2.フリードリヒ・グルダ(1930-2000):インプロヴィゼーション 1
3-5.モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K330
6.グルダ:インプロヴィゼーション 2
7.グルダ:「Play Piano Play」- 練習曲 第1番
8.グルダ:ピアノ、電子ピアノ、ドラムスのための組曲-「アリア」
9.モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K382
【演奏】
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団(1、9)
レオポルド・ハーガー(指揮)(1、9)
【録音】
1969年10月4日 Munich, Herkulessaal ライヴ録音(1、9)
1982年6月27日 ミュンヘン「ピアノの夏音楽祭」ライヴ録音(2-8)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年05月19日 00:00