〈KOMPAKT〉の帝王ミヒャエル・マイヤー (Michael Mayer)が「DJキックス」に登場

2016年に〈!K7〉からリリースされた4枚目のアルバム『&』は、彼の友人であり、そしてまたコンテンポラリーなダンス・ミュージック・シーンの重要人物でもあるホット・チップのジョー・ゴダードやプリンス・トーマス、ギ・ボラット、アゴリアなど全曲がコラボレートという非常に親密度の高い作品でしたが、今回は「出来るだけパーソナルな感じに仕上げたかった」と本人が語る通り、今のマイケル・メイヤーのモードが色濃く出た選曲に！

毎度恒例のエクスクルーシヴ・チューンとして収録された「The Horn Conspiracy」をはじめ、アーサー・ラッセルとの共演でも知られるトロンボニスト、ピーター・ズムモによる「The Tape Is Chill」、盟友ジャスタス・コンケ「Feuerland」、ノルウェーを拠点に活動する 5 ピース・バンド、ライオンハート・ブラザーズが〈フル・パップ〉からリリースした「The Drift(Prins Thomas Diskomiks)」、ロイクソップによるストリングス使いが印象的な 2000年作の名曲、メコン「Please Stay (Royksopp Remix)」、イディオマによる幻想的なノンビート・チューン「Landscapes」、そして 2013年にリリースされた CSS「Honey」をはじめとしたミヒャエル・マイヤーによる名リミックスも多数 !

レジデント・アドバイザーによる「#1 Mix of the 00s」、そしてローリング・ストーン誌が選ぶ「30 Greatest EDM Albums of All Time」に選出されるなど、未だに名作として語り継がれる2000年代を代表するミックス『Immer』から早15年...。ミヒャエル・マイヤーの腕は鈍るどころかさらに鋭さを増していることを証明する問答無用の一枚！