元パンテラ (Pantera) のレックス・ブラウン (Rex Brown) 初のソロ作『Smoke on This…』
ヘヴィ・メタル史における最重要バンドのひとつPANTERAで活躍し、そのPANTERAのフィリップ・アンセルモ(vo)率いるDOWNにも在籍したベース・ヒーロー、レックス・ブラウンが、自身初のソロ・アルバムをリリースする。
【バック・トゥ・ルーツ】
このソロ・アルバム「SMOKE ON THIS」では、少年時代からの大ファンであるZZ TOPやLED ZEPPELINの影響を受けたロック・サウンドを鳴らしている。さらには穏やかなメロディのカントリー調バラードもキラリと光る。
レックス曰く、「必ずしもメタル・ファンに合わせる必要はないけれど、PANTERAを聴いて育った人たちの多くは、俺自身が聴いて育ってきた同じ音楽を好むんだ。でもそれは、俺は楽しみのため(娯楽として)やるものなんだ。音楽的自由だね。楽しいということはとても重要なんだ、楽しくなければ俺はやらない。とてつもないキャリアを過ごしたけれど、いまの俺は30歳の若造に戻った気分なんだ。必要な自由を、俺に与えてくれたんだよ」
【ドラムス以外すべてを自らプレイ】
本作では、レックス自身がドラムス以外すべてのパートをプレイし、レコーディングされている。ヴォーカルも渋みがあり、なかなかのもの。ドラムスは、再結成BLACKFOOTに参加し、現在はACCEPTのツアー・ドラマーを務めるクリストファー・ウィリアムズが担当。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2017年06月28日 16:56