深化を続ける電子界のカリスマ、シャックルトン (Shackleton) がアニカ (Anika) と紡ぎ出す究極の呪術アンサンブル
アフロ・パーカッションをテクノへ組み込み、そのリズムと反復による圧倒的な陶酔感で人気を誇るUKの鬼才Shackletonが、多様なアーティストとのコラボレーションも展開する才媛Anikaをボーカルに迎え、自身のレーベル〈Woe To The Septic Heart!〉から新作をリリース。
深淵なトランスへと沈み込ませるシンセの波動、呪術的なパーカッションによる原始の鼓動、辺境へと誘うエスニックな未知への高揚、より複雑に深化を遂げた高次元のアンサンブルによって紡ぎ出される“ミニマル”な異境は、熾烈な世界観を綴った神秘的なボーカルに先導され、現代社会から湧き上がるエモーションや浮かび上がる情景をタイトルとした4つのうねりの中で瞑想しながら、新たなる陶酔の領域へと到達。
本作は、作品全体を通じて一貫して移ろいやすさを感じさせるものの、そのテーマは単純なものではなく、エンターテイメント性とは異なる観点からリスナーの意識を没頭へともたらす野心的な怪作へ。反復するリズム・パターンと精巧な音作りは、現在の一般的なダンス・ミュージックとして括るにはあまりにも特異でありながら、より原始的な”ダンス”へと直結した、新たなる陶酔性に満ち溢れている。
キャリア初となるバンド・セットでgoatとのジャパン・プレミア・ツアーが決定
10月13日(金)at Conpass Osaka
10月14日(土)at WWW X Tokyo
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2017年07月14日 11:28