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ユロフスキが新しい手兵ベルリン放送響と“ツァラトゥストラ”を録音(SACDハイブリッド)

ユロフスキ

SACDハイブリッド盤(マルチチャンネル)。世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。数多くのディスクがリリースされる中、PENTATONEレーベル通算6枚目(うちベルリン放送交響楽団との共演はシュニトケ:交響曲第3番 PTC5186485に続き2枚目)となる期待の新録音は、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」と交響的前奏曲です!

 1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。当ディスクではR.シュトラウスと得意のマーラーを収録。緊迫感と情熱に満ちた「ツァラトゥストラはかく語りき」、エイジ・オヴ・エンライトゥンメント管とも録音のある交響詩「葬礼」(交響曲第2番ハ短調「復活」の第1楽章の前身である初稿版)、そして交響的前奏曲(偽作説もあり)とこだわりのプログラムに挑んでおります。マーラーの作品に並々ならぬ思い入れのあるユロフスキの演奏に期待が高まります。

 録音は2016年6月にベルリン放送局本館(ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。
(キングインターナショナル)

ユロフスキ


R. シュトラウス(1864-1949):交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30(32'53")
マーラー(1860-1911):交響詩「葬礼」【交響曲第2 番ハ短調「復活」の第1 楽章初稿】(22'49")
マーラー:交響的前奏曲 ハ短調【アルブレヒト・ギュルシンク校訂版】(8'54")

ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団、ライナー・ヴォルターズ(コンサートマスター)
トビアス・ベルント(オルガン)
録音:2016年6月/ベルリン放送局本館
【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2017年08月09日 15:00