シルヴァースタイン(Silverstein)、通算9作目のアルバム『Dead Reflection』
スクリーモ・シーンの中心に存在し、聡明期を牽引しながら絶大な人気を博すバンドが、このカナダはオンタリオ出身のSILVERSTEINだ。
2000年に活動をスタートさせ、2003年にスクリーモの名盤と謳われる『WHEN BROKEN IS EASILY FIXED』でデビューを果たして以降、彼らは8枚のアルバムを発表し、休むことなくツアーとレコーディングを繰り返しながらそのコアな音像とファンベースを築き上げてきた。スクリーモ系バンドが徐々にスクリームを廃し、よりメロディに重点を置く流れを見せる中彼らは自らの初期サウンドやスタイルを保ち続け、その中でスクリーム・パートを進化させ、メロディ・パートをよりドラマティックに展開させることで独自のスクリーム・サウンドを鳴らし続けてきた。そんなSILVERSTEINが、前作より約2年振りとなる最新作『DEAD REFLECTION』を完成させた!
トロント出身のプロデューサーDerek Hoffman(The FlatlinersやBoys Night Outなどを手掛ける)と共にレコーディングを行ない、複数のミックス・エンジニアを試しながら、自分達の鳴らしたい音を追求しつつ完成させたこの最新作には、彼らの今までに発表してきたどの作品よりも強力なサウンドが封じ込まれているのだ。
エモーショナルなスクリームと昂揚感を生むメロディとを完璧な形で融合させた彼らが最も得意とするサウンドに満ち溢れている12の楽曲。自分達の音楽性やその音楽性を構成する要素の全てをピュアに表現し、これからのSILVERSTEINのキャリアにおいてもマストなアルバムとして伝えられていくことになるだろう。
タグ : PUNK/EMO
掲載: 2017年08月28日 14:58