スロッビング・グリッスル(Throbbing Gristle)、デビュー作発売40周年を記念したリイシュー・シリーズ

インダストリアル・ミュージックのオリジネーターであり、今なお現在の音楽シーンのみならず、カルチャー／アート・シーンにまで絶大な影響を与え続けているロック・バンド、スロッビング・グリッスル。彼らのデビュー・アルバム発売40周年を記念し、全カタログがリイシュー決定！シリーズ第一弾として、新たなる音楽の可能性を切り開いた衝撃のデビュー・アルバム『ザ・セカンド・アニュアル・レポート』、ピッチフォークで10点満点を獲得した代表作『20 ジャズ・ファンク・グレーツ』、そしてベスト盤『ザ・テイスト・オヴ・TG』の3タイトルが登場。日本盤はHQCD（高音質CD）仕様、解説付き。

■ザ・セカンド・アニュアル・レポート（1977年作）

「産業社会に生きる人々の為の産業音楽」という風刺を効かせたキャッチコピーと共に、インダストリアル・ミュージックというジャンルを作り出し、新たなる音楽の可能性を切り開いた衝撃のデビュー・アルバム。DISC-1 はスタジオ＆ライヴ音源、そして前身のパフォーマンス・アート集団、クーム・トランスミッション時代の映像作品のサウンドトラックの全9曲を収録。DISC-2 は、当時のライヴ音源6曲、シングル「United」とそのカップリング曲の全8曲を収録。

■20 ジャズ・ファンク・グレーツ（1979年作）

燦然と輝く歴史的名盤。インダストリアルの代表作としてのみならず、その後のエレクトロニック・ミュージックへ与えた影響は計り知れない。ジャケット写真の撮影場所は、自殺名所で有名なイギリスのビーチー・ヘッド。DISC-1は全曲スタジオ録音。DISC-2は当時の貴重なライヴ音源9曲を収録。

■ザ・テイスト・オヴ・TG（2004年作）

ビギナーからマニアまで納得のベスト盤。全15曲収録。リイシューにあたり「Almost Kiss」（アルバム『Part Two: Endless Not』収録曲 / 2007年）を追加収録。