サヴァールの新録音はスペイン継承戦争時期の音楽集『いと高きところにいる神に』(2枚組SACDハイブリッド)
18世紀初頭の大規模なポリフォニー音楽!
2017年9月に来日し、冴えたプログラムと語る音楽で聴衆を魅了したサヴァール。2017年最新盤は、スペイン継承戦争時期の音楽集です。スペイン継承戦争時、作曲家たちの義務は、神を賛美するだけでなく、彼らの支援者(スポンサー)の力量をも讃える作品を作ることでした。ジョルディ・サヴァールは、2つの目もくらむようなポリフォニー音楽の傑作の世界へと私たちを誘います。
フランチェスコ・ヴァルスのミサ曲は、「グイードの手」で知られる中世の音楽教師、グイード・ダレッツォが提唱した6音から成る音階(ヘクサコルド)に基づいて作曲された最後期の作品の一つ。
アンリ・デマレによる作品は、2つの合唱団とオーケストラ、さらにソリスト、トランペットが活躍する大規模な作品。サヴァールと彼のアンサンブルの見事な演奏でお楽しみいただけます。
(キングインターナショナル)
『IN EXCELSIS DEO(いと高きところにいる神に)』
【曲目】
[CD1]
フランチェスコ・ヴァルス(1671-1747):
ミサ・サクラ・アレティーナ(MISSA SCALA ARETINA) (1702、バルセロナ)
【ボーナス・トラック:継承戦争時期のカタルーニャの音楽】
・ホアン・カバニレス: Batalla Imperial
・作曲者不詳(サヴァール編)/El Cant dels Aucells
・Catalunya comptat gran (ロマンス)
・Catalunya triomfant - 器楽&聖歌
・作曲者不詳:Catalunya en altre temps (Plainte)
[CD2]
アンリ・デマレ(1661-1741):
二重合唱と二重オーケストラのためのミサ (1704、ヴェルサイユ)
【演奏】
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシォン
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
【録音】
2016年7月2-3日、ヴェルサイユ(フランス)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2017年10月25日 00:00