マンゼ&NDRフィルによるメンデルスゾーン第2弾は“イタリア”&“宗教改革”!(SACDハイブリッド)
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。当コンビによる初ディスクとなったメンデルスゾーンの交響曲第1番&第3番『スコットランド』(PTC5186595 / KKC5767)は爽快なテンポによる演奏で好評を得ました。期待の第2弾は交響曲第4番『イタリア』と第5番『宗教改革』を収録しました。当録音でも突き抜けるような明るさと焼けるような熱量を併せ持つ、切れのあるマンゼ節が聴きものです。
交響曲第4番『イタリア』はその名の通り、イタリア旅行の印象により作曲された名曲。あまりにも有名な冒頭からマンゼは躍動感とフレッシュさを失うことなくスリリングな快演を聴かせてくれます。オーケストラの力量も高く、澄み切った弦楽器と巧みに吹きこなす管楽器の演奏には舌を巻きます。
交響曲第5番『宗教改革』は1830年の宗教改革300 年祭に演奏する予定で作曲された作品。第1楽章の序奏に「ドレスデン・アーメン」の主題、第4楽章にM. ルターのコラール「神はわがやぐら」の主題を用いています。当演奏でも“マンゼ節” が炸裂するスリリングな快演を展開しております。記念すべき宗教改革500年に録音されたマンゼ会心の演奏を聴くことができます!
(キングインターナショナル)
【曲目】
メンデルスゾーン(1809-1847):
1-4.交響曲第4番 イ長調『イタリア』Op.90
(ⅰ.11'01"+ⅱ.7'18"+ⅲ.6'29"+ⅳ.6'01"=30'49")
5-9.交響曲第5番 ニ短調『宗教改革』Op.107
(ⅰ .11'21"+ⅱ .6'07"+ⅲ .4'19" +ⅳ .2'29" +ⅴ . 8'28"=32'44")
【演奏】
アンドルー・マンゼ(指揮)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2016年1月(交響曲第4番)、2017年2月(交響曲第5番)
NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール[セッション録音]
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2017年12月13日 00:00