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ダニエル・エイヴリー(Daniel Avery)、ニュー・アルバム『Song For Alpha』をリリース

Daniel Avery

2012年初頭に英DJ、アンドリュー・ウェザオールが"いま最も注目すべき新しいDJ "と絶賛しロンドンのタイムアウト誌の「DJSTARS OF 2012」にも選出された英エレクトロニック・シーンのトップ・アクト、ダニエル・エイヴリーが新作『ソング・フォー・アルファ』をリリース!本作は2013年にリリースされ高い評価を受けたデビューアルバム『ドローン・ロジック』から4年を経てリリースされる。前作のリリース時、Mixmag誌には「魅惑的なデビュー作」、Guardian紙には「極上」、Dummy誌には「他の多数のダンス・アルバムが目指すべきベンチマーク」と称され、そしてPitchforkには「エイヴリーはこの空間をものにしている」、Resident Advisorには「ここ最近珍しいほど野心溢れるアンダーグラウンド・ダンス・ミュージック」、Q誌には「新たなレフト・フィールド・ダンスミュージックのスーパースターの誕生」と絶賛された。

その後の数年間で、エイヴリーは「DJ-Kicks」シリーズのミックスCDや、リミックス・コンピレーションのキュレーション、さらにはナイン・インチ・ネイルズともプレイするシンセの達人アレッサンドロ・コルティーニとのコラボレーションを含むサイドプロジェクトの数々を手掛けるほか、MovementやGlastonbury、Nuits Sonoresといったフェスティバルに出演するなどツアーも精力的にこなしながら、着実にこの10年間を代表するテクノDJのひとりとしての評価を確立してきた。

充分な時間をかけて、エイヴリーの音楽的語彙はその幅を広げた。そこでは高揚感のある子守唄のようなアンビエントと恍惚とさせるテクノの攻撃性が同居し、彼の十八番であるサイケデリックなエレクトロニック・サウンドには新たに手が加えられている。疾走するようなクラブ向けのキラートラックもあれば、大波のうねりのような壮大なトラックもあるだろうし、聴く者をキックドラムが壁に打ち付けたかと思えば、神秘的なドローン音が浮遊させもする。まもなくリリースされるこのアルバムで彼は、家での音楽鑑賞とクラブ・ミュージックが交差する空間を探究しているのだ。

ダニエル・エイヴリーはいまや、アンドリュー・ウェザーオールやオウテカ、フォー・テットといった、英国の生んだ精神世界の探求者たちの系譜に並ぶひとりとなった ─ そして、これはそのはじまりにすぎない。

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2018年02月20日 18:22