ピーター・ウンジャン&トロント響によるヴォーン・ウィリアムズ“ピアノ協奏曲”&“オーボエ協奏曲”他(SACDハイブリッド)
[Chandos Records 公式チャンネルより]
東京クヮルテットの元第1ヴァイオリン奏者であり、指揮者への転身後は、カナダのトロント交響楽団を復活させるなど、オーケストラビルダーとしての高い手腕を発揮したことでも知られるピーター・ウンジャン。
リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」(CHSA5145)以来となる、Chandosでのウンジャン&トロント響のレコーディング第2弾は、様々な独唱者、独奏者が活躍するヴォーン・ウィリアムズの協奏的作品を収録した管弦楽作品集。トロント響の首席奏者を務めるサラ・ジェフリー(ob)、テン・リー(va)の他、カナダのカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティやエルマー・イーゼラー・シンガーズ、世界オペラ歌唱コンクール「新しい声」2017で第2位に輝いたエミリー・ディアンジェロを始めとするカナダの一流アーティストたちが参加。ピーター・ウンジャンが、「おそらく英国でもっとも重要な、そして個人的にお気に入りの作曲家」と語る、ヴォーン・ウィリアムズの素晴らしき作品群です。
トロント交響楽団とは30年以上にわたって強い絆を深めるピーター・ウンジャン。1981年にヴァイオリン独奏者としてトロント響デビューを果たし、1998年に指揮者として登壇。2004年にはトロント交響楽団の音楽監督へ就任し、財政危機を迎えていたオーケストラを見事再建させ、その功績はドキュメンタリー映画にもなっています。音楽監督就任から10余年を経るウンジャンとトロント響、充実のヴォーン・ウィリアムズにご期待ください。(東京エムプラス)
【曲目】
ヴォーン・ウィリアムズ:
4人の独唱、合唱、管弦楽のための 《音楽へのセレナード》*
オーボエと弦楽のための協奏曲イ短調†
ヴィオラ独奏と小合唱、小管弦楽のための組曲 《野の花》‡
ピアノと管弦楽のための協奏曲ハ長調§
【演奏】
ピーター・ウンジャン(指揮)
トロント交響楽団
カルラ・フータネン(ソプラノ)*
エミリー・ディアンジェロ(メゾ・ソプラノ)*
ローレンス・ウィリフォード(テノール)*
タイラー・ダンカン(バリトン)*
サラ・ジェフリー(オーボエ)†
テン・リー(ヴィオラ)‡
ルイ・ロルティ(ピアノ)§
エルマー・イーゼラー・シンガーズ
【録音】
2017年11月15日-16日、ロイ・トムソン・ホール(トロント/カナダ)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2018年05月01日 00:00