貴重なライヴ録音が10年振りに復活!『モスクワ音楽院のソフロニツキー』(2枚組)
ソフロニツキーの1952&1953年モスクワ音楽院ライヴが10年振りに復活!
モスクワ音楽院レーベルより2008年に発売されたヴラディーミル・ソフロニツキー(1901~1961)の貴重なライヴ録音(「ヴラディーミル・ソフロニツキー Vol.1」と「同 Vol.2」)がハードカバーブック仕様2枚組となって復活します。ソフロニツキーは1901年5月8日サンクト・ペテルブルク生まれ。ワルシャワでミハロフスキに師事、1916年からレニングラード音楽院でレオニード・ニコライエフに学ぶ。1918年から本格的に演奏活動を始め、1928年にはフランスに演奏旅行をしました。西側ではあまり知られていませんでしたが、CD時代になって音源が続々と聴かれるようになり、その素晴らしい実力が明らかになりました。バッハから20世紀の作品まで広いレパートリーを持ち、生前は特にスクリャービンの演奏で定評がありました。このモスクワ音楽院のライヴでも、モーツァルトからプロコフィエフに至る、時代も地域も幅広い作品の数々を楽しむことができます。
(タワーレコード)
【曲目】
[CD 1: SMCCD 0019, Vol.1]
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ピアノのための幻想曲 ハ短調 K.396
ローベルト・シューマン(1810-1856):ピアノのための幻想曲 ハ長調 Op.17
フランツ・リスト(1811-1886):
「巡礼の年 第2年 イタリア」(ピアノのための)から ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):楽興の時(ピアノのための)Op.16 から
変ニ長調(No.5)/変ホ短調(No.2)
アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ第4番 嬰へ長調 Op.30
フレデリク・ショパン(1810-1849):ピアノのためのマズルカ 嬰ハ短調 Op.41 No.1
クロード・ドビュッシー(1862-1918):
「子供の領分」(ピアノのための)から 人形のセレナード
アナトリー・リャードフ(1855-1914):音楽玉手箱(ピアノのための)Op.32
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
風刺(サルカスムス;ピアノのための)Op.17 から 激しくせき立てるように(No.5)
ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1953年11月26日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
モノラル、ADD
[CD 2: SMCCD 0020, Vol.2]
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」Op.57
ローベルト・シューマン:謝肉祭(ピアノのための)Op.9
セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノのための絵画的練習曲集 Op.39 から
ロ短調(No.4)/イ短調(No.6)
セルゲイ・プロコフィエフ:ピアノのための10の小品 Op.12 から
リゴドン(No.3)/前奏曲(No.7)
セルゲイ・ラフマニノフ:
東洋のスケッチ 変ロ長調(ピアノのための;1917)
ピアノのための絵画的練習曲集 Op.33 から 変ホ長調(No.4)
ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1952年10月10日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
モノラル、ADD
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2018年05月22日 00:00