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2017年フランクフルト歌劇場ライヴ!カリディス指揮によるヘンデル:歌劇“クセルクス(セルセ)”!


[参考映像:Oper Frankfurt公式チャンネルより]

2017年1月にフランクフルト歌劇場で上演されたヘンデルのオペラ≪クセルクセス(セルセ)≫。1738年にロンドンで初演されたN.ミナートの台本に基づく作品。
古代ペルシャを舞台とし、好色な王クセルクセス(セルセ)が引き起こす男女5人の愛と嫉妬の物語が描かれています。当時のイギリスの上流階級では汚職やスキャンダルが蔓延していました。ヘンデルはこのオペラに風刺的な意図を反映させていますが、初演当時は聴衆に受け入れられなかったようです。

本上演はドイツの新進気鋭の演出家ティルマン・ケーラーによる新演出。ケーラーもまたヘンデルの諧謔精神を現代に置き換え、衣裳、映像を用いて皮肉・批判精神などを盛り込んだ現代的な演出を展開しています。

「ヘンデルのラルゴ」として知られる美しいアリア『オンブラ・マイ・フ』は、第1幕冒頭で恋に心を痛めたセルセによって歌われます。
その主役のペルシャ王セルセには、バロック・オペラで高い評価を得ているフランスのメゾ・ソプラノ、ガエル・アルケス。セルセの弟アルサメーネにはアメリカのカウンターテナー、ローレンス・ザゾ、その恋人でセルセが恋をしたロミルダには、2018年グラインドボーン音楽祭に≪バラの騎士≫ゾフィー役でデビューしたばかりの新星エリザベス・サトフェ。そしてセルセの婚約者で男装も演じるアマストレにはドイツのメゾ・ソプラノ、ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー。アルサメーネに思いを寄せるロミルダの妹アタランタにはインターナショナル・オペラ・アワード2017のヤング・スターに選ばれた若きイギリスのソプラノ、ルイーズ・オールダーというフレッシュな顔ぶれ。
(キングインターナショナル)
【演目】
ヘンデル:歌劇≪クセルクセス(セルセ)≫
【演奏】
ガエル・アルケス(メゾ・ソプラノ:セルセ(クセルクセス/ペルシャ王))
ローレンス・ザゾ(カウンターテナー:アルサメーネ(セルセの弟))
エリザベス・サトフェ(ソプラノ:ロミルダ(アルサメーネの恋人))
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(メゾ・ソプラノ:アマストレ(セルセの婚約者))
ルイーズ・オールダー(ソプラノ:アタランタ(ロミルダの妹))
ブランドン・セデル(バス・バリトン:アリオダーテ(ロミルダとアタランタの父))
トマス・フォークナー(バス:エルヴィーロ(アルサメーネの従者)

コンスタンティノス・カリディス(指揮)
フランクフルト・ムゼウム管弦楽団
ボーカルアンサンブル

演出:ティルマン・ケーラー
美術:カロリ・リズ
衣装:ズザンネ・ウール
照明:ヨアヒム・クライン
【収録】
2017年1月12、15日、フランクフルト歌劇場(ライヴ)

ブルーレイ

画面:16:9,1080i
音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1
原語:イタリア語
字幕:イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
リージョン:All
180分

 

DVD(2枚組)

画面:16:9,NTSC
音声:PCM ステレオ、DTS5.1
原語:イタリア語
字幕:イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
リージョン:All
180分

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年09月10日 00:00