注目アイテム詳細

メイシー・グレイ(Macy Gray)ニュー・アルバム『Ruby』

Macy Gray

photo Giuliano Bekor

 

1999 年の衝撃のデビュー作『オー・ハウ・ライフ・イズ』( 全世界で700 万枚超のセールス) からの「ドゥ・サムシング」、「アイ・トライ」のR&B、ポップ大ヒットでその存在感をいきなり示した大柄でユニークな声の持ち主、メイシー・グレイが2016 年9 月発売の前作『ストリップド』以来ちょうど2 年ぶりの新作、通算10 作目『ルビー』を2018 年9 月に発売する。前々作『トーキング・ブック』(2012 年10 月)がスティーヴィー・ワンダーの同名アルバムの全カヴァー、前作はジャズ志向のちょっとダークな感じの強い作品だったが、今回はオーソドックスでストレートなメイシー・グレイ節が戻ってきた。

今回のプロデューサーは、マイケル・ブーブレ、マルーン5 などを手がけたヨハン・カールソン、ジェニファー・ロペス、トラヴィス・スコットなどを手がけたトミー・ブラウン、さらに、ジャネット・ジャクソン、ジャスティン・ビーバーを手がけたトミー・パーカー・ランプキンスという現代ポップスの黄金のプロデューサーたち。さらに最初のシングルとなった「シュガー・ダディー」(ジャクソン5 のヒットとは同名別曲)はなんとポップ界のスーパースター、ミーガン・トレイナーとの共作。話題も十分だ。

彼女のシンガーとしての魅力は、そのハスキーなちょっとかわいらしいいわゆる「アニメ声」。アメリカではその声色を真似るコメディアンさえ出てきた。本人もその「ファニーな声(おもしろい声)」はシンガーには適してないとずっと思ってきた。声優としても活躍。また、シンガーとしてだけでなく女優としてスポットのゲストだけでなく主役級で登場。2000 年の『アリー my Love』のゲスト出演以来、多数のテレビ、映画に出演、セレブリティーとしても圧倒的な存在感を示している。

グラミー賞5回ノミネート、1回受賞のほか、ブリット・アワード、MTVビデオ・ミュージック・アワードなど受賞。

ベースとなるソウル、R&B カテゴリーのみならず、ジャンルを超える音楽活動、さらに、老若男女にアピールする世代超越感などワン・アンド・オンリーなエンタテイナーとしても注目される新作だ。

本作のリリースにともない、ヨーロッパ・ツアーに10 月末から出る。その後全米、ワールド・ツアー、また来日も期待される。

日本盤仕様:日本語帯、解説付
LP限定盤 120gレッド・ヴァイナル(全世界1,000 枚限定)

 

【収録曲】
1. Buddha featuring Gary Clark Jr. (4:11)
2. Cold World (3:06)
3. Over You (3:46)
4. White Man (3:13)
5. Tell Me (3:30)
6. Sugar Daddy (3:38)
7. When It Ends (4:32)
8. Just Like Jenny (2:58)
9. Jealousy (3:49)
10. Shinanigins (2:42)
11. But He Loves Me (3:41)
12. Witness (4:16)
(LP) SIDE A: tracks 1-6 /SIDE B: tracks 7-12

タグ : ソウル/R&B

掲載: 2018年10月01日 16:00