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幸田浩子、メジャー・デビュー10年、10枚目の記念アルバムは王道のオペラ・アリア集!

幸田浩子ARIA


2008年に日本コロムビアよりファースト・アルバム「モーツァルト・アリア集」をリリースしたオペラ歌手の幸田浩子。以来、オペラ・アリア、オペレッタ、NHK「ラララ♪クラシック」のリクエスト特集で第1位にも選ばれたラフマニノフのヴォカリーズ、幸田の身体の一部のようなオリジナル曲「カリヨン」、慈しみに満ちた日本のうた、子守歌、また昨年には中島みゆきさんの「糸」を始めとするJ-POPの名曲のカバーを収録し、歌のジャンルの垣根を超えたアルバムをリリースしてきました。そしてメジャーデビューから10周年の今年、節目の年にお届けする10枚目の記念すべきアルバムは、幸田が長年大切に温めてきた歌劇『椿姫』のヴィオレッタを始めとする10人のヒロインたちが歌う、愛にあふれた王道のアリアを幸田が選曲し、チェコの第2の都市でヤナーチェクゆかりの地といわれているブルノにて、モラヴィア地方随一のチェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団と、幸田浩子がオペラの舞台で共演を重ね、絶大な信頼を寄せる名匠ラルフ・ワイケルト氏のタクトのもと、8月下旬にオーケストラの本拠地であるBesední důmにてセッション録音を行いました。
国内外のオペラ劇場に出演を重ね、コンサートの舞台での活躍も目覚ましい日本ソプラノ界随一のディーヴァ幸田浩子が歌う11曲の愛があふれたアリアの名曲中の名曲です。
(日本コロムビア)

【収録曲】
1.歌劇《椿姫》  ~不思議だわ! ~ ああ、きっと彼なのね ~ 私はいつも自由で(ヴェルディ)
È strano! - Ah, forse è lui che l'anima - Sempre libera from La traviata (Giuseppe Verdi)

2.歌劇《椿姫》 ~さようなら、過ぎ去った日々の美しく楽しい夢よ(ヴェルディ)
Addio, del passato from La traviata (Giuseppe Verdi)

3.歌劇《ラ・ボエーム》 ~ええ、私はミミと呼ばれています(プッチーニ)
Sì, mi chiamano Mimì from La bohème (Giacomo Puccini)

4.歌劇《ラ・ボエーム》 ~私が独りで街を歩くと(プッチーニ)
Quando me'n vò from La bohème (Giacomo Puccini)

5.歌劇《つばめ》 ~誰がドレッタの美しい夢を(プッチーニ)
Chi il bel sogno di Doretta from La Rondine (Giacomo Puccini)

6.歌劇《夢遊病の女》 ~ああ! 信じられない(ベッリーニ)
Ah! Non credea mirarti from La sonnambula (Vincenzo Bellini)

7.歌劇《ノルマ》 ~清らかな女神(ベッリーニ)
Casta Diva from Norma (Vincenzo Bellini)

8.歌劇《イドメネーオ》 ~いったいいつ終わるのでしょう~父よ、兄弟たちよ、さようなら!(モーツァルト)
Quando avran fine omai - Padre, germani, addio! From Idmeneo (Wolfgang Amadeus Mozart)

9.歌劇《魔笛》 ~ああ、私は感じます、消えてしまったのね(モーツァルト)
Ach, ich fühl's from Die Zauberflöte (Wolfgang Amadeus Mozart )

10.歌劇《ルサルカ》 ~月に寄せる歌(ドヴォルザーク)
Měsíčku na nebi hlubokém from Rusalka (Antonín Dvořák)

11.歌劇《夜叉ヶ池》 ~百合のアリアと子守歌(香月修)
Yuri's Lullaby from Yashagaike (Demon Pond)  (Katsuki Osamu)

【演奏】
ソプラノ:幸田浩子 Hiroko Kouda
指揮:ラルフ・ワイケルト Ralf Weikert
管弦楽:チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団 Brno Philharmonic

【録音】
2018年8月27日~31日  
会場:ブルノ・Besední dům

幸田浩子


幸田浩子

【プロフィール】
東京藝術大学を首席で卒業。同大学院、及びオペラ研修所修了後、ボローニャ並びにウィーンに留学。数々の国際コンクールで上位入賞後、欧州の主要歌劇場へ次々とデビュー。カターニア・ベッリーニ大劇場『清教徒』エルヴィーラ、ローマ歌劇場『ホフマン物語』オランピア、シュトゥットガルト州立劇場『皇帝ティトの慈悲』セルヴィーリア等大舞台で重要な役を演じ、オペラの母国で豊かな経験を積む。2000年には名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約し、『魔笛』夜の女王、『ファルスタッフ』ナンネッタ等に出演。
帰国後は、『ばらの騎士』ゾフィー、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『こうもり』アデーレ等で好評を博す。近年では新国立劇場『ホフマン物語』オランピア、びわ湖ホール『リゴレット』ジルダ、二期会『魔笛』パミーナ等で活躍。また、幸田を"かぐや姫"役に想定して指揮者沼尻竜典氏が作曲したオペラ『竹取物語』は、2014年の初演以降も、2015年2月のハノイ公演、8月びわ湖ホールでの舞台上演日本初演と、いずれも絶賛を博した。さらに、2017年7月東京文化会館、10月愛知県芸術劇場にて『ばらの騎士』ゾフィー、2018年3月神奈川県民ホール『魔笛』パミーナ、12月新国立劇場『ファルスタッフ』ナンネッタで出演。
その他主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルなど多彩な活動を展開。
メディアへの登場も多く、NHK-FM「気ままにクラシック」で笑福亭笑瓶氏と4年間パーソナリティを務め人気を博し、BSフジの音楽&トーク番組「レシピ・アン」では5年に渡り、メインMCとして出演。
東日本大震災復興支援にも積極的に取り組んでおり、2011年より毎年、姉のヴァイオリニスト幸田さと子、ピアニストの藤満健氏とチャリティ・コンサートを開催している。
今後も、2019年3月新国立劇場『ウェルテル』をはじめ、多数のオペラ公演に出演予定。
第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。
第3代クルーズアンバサダー(クルーズ振興大使)。
二期会会員

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年11月13日 00:00

更新: 2018年11月19日 17:00