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ノセダ&ロンドン響によるチャイコフスキー“交響曲第4番”&ムソルグスキー“展覧会の絵”(SACDハイブリッド)

ノセダ

オペラを聴いているようなドラマチックなチャイ4。冒頭のファンファーレの沈痛な表情に驚かされて始まります。第2楽章の物悲しい旋律には思わず涙となってしまいそうです。終楽章ではノセダとLSOが一丸となってエネルギー炸裂しています。

「展覧会の絵」ではLSOの管楽器セクションの活躍が見もの。冒頭のプロムナードから、高らかに響くトランペットに気持ちよく身をゆだねられます。各曲のキャラクターの違いも際だった、実に楽しめる演奏です。

ノセダはロンドン交響楽団の首席客演指揮者であるほか、2021/22のシーズンからはチューリヒ歌劇場の音楽監督に就任予定で、ノセダにとって初となるリングのプロジェクトも予定されているなど、これからますますオペラシーンでの活躍もたのしみな状況となっていますが、この演奏もオペラのような劇場型アプローチで、エネルギーに満ちています。(キングインターナショナル)
【曲目】
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36
〔録音:2017年10月29日、11月1日〕
ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェルによる管弦楽編)
〔録音:2018年6月3日〕
【演奏】
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
ロンドン交響楽団

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2019年01月09日 00:00