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日経日曜版「名作コンシェルジュ」に紹介!ジュリーニ&ウィーン・フィルのブラームス:交響曲第2番

ジュリーニ&ウィーン・フィルのブラームス:交響曲第2番

2019年6月9日(日)日経新聞日曜版「名作コンシェルジュ」に紹介!
「喜怒哀楽からの自由、停滞と脱力に畏怖覚え」(鈴木淳史氏評)

2019年6月9日(日)日本経済新聞日曜版の名物コラム「名作コンシェルジュ」に、往年の名指揮者カルロ・マリア・ジュリーニ(1914~2005)がウィーン・フィルとともに1991年に録音した「ブラームス:交響曲第2番」が取り上げられました。音楽評論家の鈴木淳史氏は「喜怒哀楽からの自由、停滞と脱力に畏怖覚え」と題し、以下のように評しています。

「ジュリーニは、品の良さ、温かみのある音楽作りで知られるイタリア人指揮者だ。晩年に近づくにつれ、演奏はより丹念になり、遅めのテンポでスケール感を増していく。ウィーン・フィルとのブラームスの交響曲チクルスが録音されたのもこの頃。枯淡の境地を極めた第4番の評判が高いが、この第2番の個性の強さは群を抜く」
「微笑みをうっすらたたえたまま、表情を移ろわせず、ただ巨大化していく音楽。こりゃあ、大仏だ。なにかとてつもなくありがたい心地もして」

ジュリーニは今年が生誕105年、来年が没後15年にあたり、2019年4月に輸入盤で「ドイツ・グラモフォン録音全集」(42枚組)が発売されるなど、再評価の機運が高まっていますので、今回のコラム登場は時宜を得たものと言えるでしょう。また、コラムで言及されているブラームスの交響曲チクルス(全4曲)の他の3枚、及び同じ1991年にウィーン・フィルをカルロス・クライバーが指揮して映像収録された「ブラームス:交響曲第2番」を含む映像セットも併せてご紹介いたします。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

【曲目】
ヨハネス・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
【演奏】
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1991年4月 ウィーン

ジュリーニ&ウィーン・フィルによるブラームス/交響曲チクルス

 

カルロス・クライバー&ウィーン・フィルによるブラームス/交響曲第2番を含むDVD-BOX

カテゴリ : ニュース

掲載: 2019年06月10日 00:00