〈アーティストが選ぶ夏に聴きたいオススメ3選＋αは？〉マリアンヌ東雲（キノコホテル）編

鬼才・マリアンヌ東雲を中心とする謎めいた女性だけの音楽集団「キノコホテル」が7枚目のフル・アルバムをリリース！はじめて外部プロデューサー「島崎貴光」を迎え入れ、共同制作。「グルーヴの追求と名曲群」を指標に、サウンド的にはデビュー以来キノコホテルのイメージとして強かった「サイケデリック」や「ガレージ」の色を意図的に薄め、「踊れるキノコ」とでもいうべきディスコ・チューンを含めたポップ＆ダンサブルな要素を強く制作。

「マリアンヌの奥儀」全曲トレーラー / キノコホテル

キノコホテル「ヌード」MVショート・バージョン（アルバム「マリアンヌの奥儀」より）

▼選盤テーマ：アーティストが選ぶ夏に聴きたいオススメは？

Neu！『NEU！75』

田舎道をドライブしたり、ビーチでお酒飲みながら寛いだり・・・ワタクシのヴァカンスに必須の一枚。怠惰に贅沢に、時間を浪費したい時の音楽。

ヒカシュー『夏』

前作よりややポップな要素が加わったものの、やっぱり不気味さ全開なセカンドアルバム。ありがちな暑苦しい夏ソングにうんざりしている方にお薦め。「パイク」も収録。古いだの新しいだのを飛び超えた孤高の存在であり続けるヒカシュー、今年はレコードデビュー40周年なのだそうです。御目出度う御座います！

Walter Wanderley『Rain Forest』

ワタクシに多大な影響を与えたオルガニストの一人、Walter Wanderley先生の大定番。生活を邪魔しない音楽、まさにイージーリスニング。夏休み、気になる異性を初めて家に上げた時にこんなの流していたらきっとお洒落ですわよ（10代的発想）。

▼選盤テーマ：夏に観たいオススメの映画は？

映画『シャイニング』

映画好きの方なら誰もがご存知の作品だとは思いつつ、暑い夏に手っ取り早く涼しくなれるという意味で選出致しました。終盤は涼しいを通り越してとにかく寒い。アイスでも食べながら観て頂戴。

▼2019年はタワーレコード日本上陸40年になります。タワレコに関する印象深いエピソードを教えてください。

40周年御目出度うと御座います。と云うことはヒカシューと同期なのですね～。タワレコさんには新譜発売の度にお世話になって居ります。昔、新宿店と渋谷店でステージ衣装を展示して頂いた際、ふざけてエッチな下着（布地が殆ど無い上にパール付）も一緒に提供したところマネキンに穿かせてくれて、それをエスカレーターから覗き込んで確認した時の妙な高揚感は忘れられません。明らかに周りのお客様から怪しまれて居ましたけど。これからもどうぞ宜しく❤

▼リリース＆ライヴ情報

6/26、キノコホテル7thアルバム「マリアンヌの奥儀」発売。6/29より発売記念全国ツアー「サロン・ド・キノコ～奥儀大回転」を敢行。

オフィシャルページURL：http://kinocohotel.org
オフィシャルツイッターアカウント：@marianne_sama

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