豪エロクアンス~2019年8月新譜!ワッツ、ルイス、E.クライバー、マルティノン、キングス・カレッジ合唱団
[Eloquence Classics 公式チャンネルより]
DG、Decca、Philipsの名盤復刻シリーズとして絶大なる人気を誇る「オーストラリア・エロクアンス」シリーズ。2019年8月はウェールズ出身の名コントラルト、ヘレン・ワッツを中心とした3タイトル、ワッツも参加したルイス指揮のヘンデル“ソザルメ"、E.クライバーとマルティノンのSP復刻集、キングス・カレッジ合唱団のクリスマス曲集です!
(1)ヘレン・ワッツ、ロバート・ティアー~ヘンデル:カンタータ&アリア集
(2)ヘレン・ワッツ~廷臣と騎士のための歌(2枚組)
(3)アンソニー・ルイス~ヘンデル:歌劇『ソザルメ』(2枚組)
(4)ヘレン・ワッツ、ジェフリー・パーソンズ~歌曲リサイタル(2枚組)
(5)エーリヒ・クライバー、ジャン・マルティノン~デッカ録音集78s盤(2枚組)
(6)キングス・カレッジ合唱団~みどり児はお生まれになった/ブリテン、V.ウィリアムズ:クリスマス作品集
(タワーレコード)
ウェールズ出身の二人の歌手によるヘンデル作品のアルバム
ヘレン・ワッツ、ロバート・ティアー~ヘンデル:カンタータ&アリア集
ヘンデルの3つのイタリア・カンタータをウェールズ出身のヘレン・ワッツは完璧なイタリア語で、ドラマティックな歌唱技法と洗練された軽快なコロラトゥーラの技法を披露して歌っています。彼女の声を聴いた人はその劇的で力強いイギリスの“オラトリオ"のコントラルトの声に驚きを隠せないでしょう。
イギリスのチェンバロ奏者、音楽学者で指揮者のレイモンド・レッパードは、イギリス室内管弦楽団の仲間たちとともにヘレン・ワッツの歌唱にスタイリッシュな伴奏を提供しています。同じくウェールズ出身のロバート・ティアーが歌うドイツのアリアとカンタータ『ハーモニー頌』を併録。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
ヘンデル:
1) カンタータ『暁は東に輝き』HWV166、2) カンタータ『つねに栄光を担い』HWV87、3) カンタータ『お前は誠実か、お前は貞節か』HWV171、4) カンタータ『ハーモニーの聖人よ、見よ(ハーモニー頌)』HWV124、『9つのドイツ・アリア』より5) 第6曲「私の霊魂は見ることで聴く」HWV207、6) 第4曲「快い静けさ、安らかな泉」HWV205
【演奏】ヘレン・ワッツ(コントラルト)(1-3)、ロバート・ティアー(テノール)(4-6)、レイモンド・レッパード(指揮)イギリス室内管弦楽団(1-3)、サー・ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(4-6)
【録音】1961年3月、ロンドン、キングズウェイ・ホール(1-3)、1969年11月、ロンドン、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(4-6)
人気のあったコントラルト歌手のLP3枚をまとめて初CD化
ヘレン・ワッツ~廷臣と騎士のための歌(2枚組)
大変人気のあったコントラルト歌手ヘレン・ワッツの3つのオワゾリールのLPを新規リマスタリングにより初めてまとめて発売します。CD2枚組。世界初CD化。
ヘレン・ワッツは故郷ウェールズを離れ、ロイヤル・アカデミーで学び、キャスリーン・フェリアの後継者としての地位を確立してオラトリオの舞台でバッハとヘンデルの歌唱を披露しました。アルバム『Courtiers and Cavaliers』の成功の後、パーセルとスカルラッティの歌のアルバム、そしてバッハのカンタータのアルバムと続きました。3つのアルバムはサーストン・ダートの繊細で学者らしく芸術的な指揮によるもので、人気がありながらもあまり知られていない珠玉の曲が多く集められました。ヘンリー・ローズによる13曲の歌により多くのリスナーに17世紀のイギリスの最も独創的な声が届けられ、ワッツの「音楽が愛の糧であるならば」とカンタータ『罪に抗すべし』は今の私たちの時代でも輝きを保っている美しい歌唱です。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
《CD 1》1) カッチーニ:このうえなく甘いため息、カレスターニ:2) とても美しいお嬢さん、3) Folgorate、4) チフラ:In quell gelato core、5) ディンディア:Infelice Didone、6) 穏やかな西風が戻り、7) グランディ:Vientene, o mia fedel、ヘンリー・ローズ:8) A Complaint against Cupid、9) No Constancy in Man、10) An Eccho、11) Tavola-In quel gelato core、12) Parting、13) Dissuasion from Presumption、14) Suffrance、15) Hymn to God the Father、16) Hymn to Got the Son、17) Hymn to God the Holy Ghost、18) Among Rosebuds、19) A Lady to a young Courtier、20) I prithee send me back my heart、パーセル:21) 束の間の音楽、22) リッチモンドの丘の上で、23) バラ園の館から、24) They tell us that your mightly powers、25) 運命の時は、26) Corinna、27) 音楽が愛の糧であるならば(第1稿)、28) 音楽が愛の糧であるならば(第2稿)
《CD 2》スカルラッティ:1) Il rossignuolo、2) 愛らしく美しいクローリ、J.S.バッハ:3) カンタータ『罪に抗すべし』BWV54、4)『マタイ受難曲』BWV244よりアリア「憐れみたまえ、わが神よ」、5) いざ、待ち望みたる時を告げよBWV53(ホフマン作)、6) 我はその御名を言い表さんBWV200(シュテルツェル作)
DECCA世界初CD化
【演奏】ヘレン・ワッツ(コントラルト)、サーストン・ダート(チェンバロ/CD 1: 1-9, 11-14, 18-28, CD 2:1, 2、チェンバー・オルガン/CD 1: 10, 15-17)、デズモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(CD 1: 21-28, CD 2: 1, 2)、サーストン・ダート(指揮)フィロムジカ・オブ・ロンドン(CD 2: 3-6)
【録音】1956年(CD 1: 1-20)、1958年(CD 1: 21-28, CD 2)、ロンドン
アルフレッド・デラー唯一のヘンデル・オペラ全曲録音。初CD化
アンソニー・ルイス~ヘンデル:歌劇『ソザルメ』
1732年2月にロンドンのキングス・シアターで初演され、2年後に再演されてから、ヘンデルの歌劇『ソザルメ』は1955年1月にBBC放送で演奏されるまで全曲で聴かれることはありませんでした。1ヵ月後同じ指揮者、演奏者でオワゾリールにこの録音が行われました。多くのリスナーにアルフレッド・デラー(1912-1979)を、そしてカウンターテノールの歌唱というものを紹介したのがこの録音でした。ヘレン・ワッツ、ナンシー・エヴァンス、マーガレット・リッチーが共演しています。CD2枚組。世界初CD化。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
ヘンデル:歌劇『ソザルメ』HWV30全曲
《CD 1- 2》
【演奏】
Sosarme:アルフレッド・デラー(カウンターテノール)
Haliate:ウィリアム・ハーバート(テノール)
Erenice:ナンシー・エヴァンス(メッゾ・ソプラノ)
Elmira:マーガレット・リッチー(ソプラノ)
Argone:ジョン・ケンティッシュ(テノール)
Melo:ヘレン・ワッツ(コントラルト)
Altomaro:イアン・ウォーレス(バス・バリトン)
セント・アンソニー・シンガーズ
テレンス・ワイル(チェロ)
サーストン・ダート(チェンバロ)
アンソニー・ルイス(指揮)サンタ・チェチーリア管弦楽団
DECCA初CD化
【録音】1954年、ロンドン
キャリーン・フェリアの後継者、ウェールズのコントラルトによるロマン派歌曲集
ヘレン・ワッツ、ジェフリー・パーソンズ~歌曲リサイタル(2枚組)
ウェールズ出身のコントラルト、ヘレン・ワッツによるヴォルフ、ブラームスとシューマンの歌曲が収録された2枚のLPに、シューベルトの魅力的な『セレナード』、ブラームスの『アルト・ラプソディ』が加わった19世紀のレパートリーをそろえたロマン派歌曲のリサイタルです。新規リマスタリング。CD2枚組。一部世界初CD化。
ヘレン・ワッツは同じくコントラルト歌手のイギリスのキャスリーン・フェリアの重責を引き継いだ歌手と言われています。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
《CD 1》ヴォルフ:1)『ゲーテの詩による歌曲集』より「ミニョンの歌Ⅰ-Ⅳ」、2)『イタリア歌曲集』より「小さなものでも」、3)『女声のための6つの歌曲』より「ねずみ捕りのおまじない」、4)『ゲーテの詩による歌曲集』より「エピファーニアスの祭り」、シューマン:5) 女の愛と生涯Op.42、6) メアリー・スチュアート女王の詩Op.135、『子供のための歌のアルバム』Op.79より7) 第23曲:時は春、8) 第13曲:てんとう虫、9)『リーダークライス』Op.39より第12曲:春の夜、10)『子供のためのアルバム』Op.79より第12曲:眠りの精、11)『ミルテの花』Op.25より第1曲:献呈
《CD 2》1) シューベルト:セレナードD920、ブラームス:2) おとめの歌Op.107 No.5*、3) 恋人の誓いOp.69 No.4*、4) 鍛冶屋Op.19 No.4*、5) セレナードOp.14 No.7*、6) 鎮められた憧れOp.91 No.1、7) 聖なる子守歌Op.91 No.2、8) アルト・ラプソディOp.53
*DECCA世界初CD化
【演奏】ヘレン・ワッツ(コントラルト)、ヴィオラ・タナード(CD 2: 1)、ジェフリー・パーソンズ(CD 1, CD 2: 2-7)(ピアノ)、セシル・アロノヴィッツ(CD 2: 6, 7)(ヴィオラ)、ルイス・ホールジー(指揮)エリザベサン・シンガーズ(CD 2: 1)、エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド放送合唱団&ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団、スイス・ロマンド管弦楽団(CD 2: 8)
【録音】1966年(CD 1:1-5, CD 2: 1)、1964年(CD 1: 6-11, CD 2: 2-5)、1963年(CD 2: 6,7)ロンドン、1965年10月、ジュネーヴ(CD 2: 8)
1947年から1949年に行われた78回転盤のデッカ・スタジオ録音をCD化
エーリヒ・クライバー、ジャン・マルティノン~デッカ録音集78s盤(2枚組)
エーリヒ・クライバーとジャン・マルティノンによるLPのデッカ録音はCDになっていますが、78s盤にはまだ珍しいものがあります。今回クライバーによるモーツァルト(交響曲第40番)、ベートーヴェン(交響曲第6番)と、ヘンデル、ヨーゼフ・シュトラウス、ヨハン・シュトラウス2世、ドヴォルザークの楽曲、そしてマルティノンによるチャイコフスキー、シャブリエ、ラヴェルの楽曲がまとめられ、新規リマスタリングされて発売されます。録音は1947年から1949年。一部初CD化。CD2枚組。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
《CD 1》1) ヘンデル:歌劇『エジプト王妃ベレニーチェ』HWV38よりアンダンテ・ラルゲット*、2) モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550、3) ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
《CD 2》1) ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『天体の音楽』Op.235*、2) J.シュトラウス2世:喜歌劇『ジプシー男爵』序曲*、3) ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』Op.92*、4) チャイコフスキー:歌劇『オルレアンの少女』よりアリア「さらば森よ」*、5) シャブリエ:田園組曲*、6) ラヴェル:クープランの墓*
*DECCA初CD化
【演奏】エウゲニア・ザレスカ(メッゾ・ソプラノ)(CD 2: 4)、エーリヒ・クライバー(CD 1, CD 2: 1-3)、ジャン・マルティノン(CD 2: 4-6)(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1949年4月(CD1: 1, 2)、1948年2月(CD 1: 3, CD 2: 1-3)、12月(CD 2: 5)、1947年5月(CD 2: 4, 6)、ロンドン、キングズウェイ・ホール
チャペルに響く美しい歌声で聴くクリスマス音楽の傑作
キングス・カレッジ合唱団~みどり児はお生まれになった/ブリテン、V.ウィリアムズ:クリスマス作品集
合唱曲の作曲家としてのブリテンはアマチュアや若い歌手向けの作品に才能を発揮しました。自身で探した貴重なテキストに曲をつけ、これ以上ないと思えるほど歌詞に合った音楽を作り上げました。その特徴はこのCDに収録されたクリスマスの3作品、名曲『みどり児はお生まれになった』、1940年代の小品の傑作『キリストに寄りて喜べ』『キャロルの祭典』に顕著に表れています。
クリスマスの儀式にふさわしい、独特の雰囲気を持つキングス・カレッジ・チャーチを活動拠点とするキングス・カレッジ合唱団。録音も数多く行っていますが、1990年にスティーヴン・クレオバリーの指揮で行われたこの録音ほど素晴らしいものはありません。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
ブリテン:1) みどり児はお生まれになったOp.3、2) 祝祭カンタータ『キリストに寄りて喜べ』Op.30、3) キャロルの祭典Op.28、4) ヴォーン・ウィリアムズ:クリスマス・キャロルによる幻想曲
【演奏】ピーター・バーリー(オルガン)(2)、レイチェル・マスターズ(ハープ)(3)、ハーヴェイ・アラン(バス・バリトン)(4)、ケンブリッジ大学室内女声合唱団(1)、スティーヴン・クレオバリー(1-3)、デイヴィッド・ウィルコックス(4)(指揮)ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団、ロンドン交響楽団(4)
【録音】1990年3月-12月(1-3)、1962年8月(4)、ケンブリッジ、キングス・カレッジ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年07月12日 00:00