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超豪華ゲスト陣参加!モーターヘッドのPhil Campbell(フィル・キャンベル)初のソロ・アルバム

Phil Campbell(フィル・キャンベル)

1984年にモーターヘッドに加入、レミー・キルミスターと共にバンドの第2黄金期を築き上げたのがギタリストのフィル・キャンベルだ。2015年、レミーの死後、彼は3人の息子たちと新バンド、“フィル・キャンベル・アンド・ザ・バスタード・サンズ”を結成。アルバム『ジ・エイジ・オブ・アブサーディティー』(2018)を発表している。

初のソロ・アルバムである『オールド・ライオンズ・スティル・ロアー』はそれ以前から制作を開始、5年以上をかけて完成へと至ったプロジェクトだ。モーターヘッドで世界を股にかけて活動してきたフィルの人脈は幅広く、本作には超豪華なオールスター・ゲスト陣が参戦。ロブ・ハルフォード(ジューダス・プリースト)、アリス・クーパー、ディー・スナイダー(トゥイステッド・シスター)、ニック・オリヴェリ(元クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)、ネヴ・マクドナルド(スキン)、ベンジー・ウェッブ(スキンドレッド)、ウィットフィールド・クレイン(アグリー・キッド・ジョー)、フィルと同郷ウェールズのレオン・スタンフォード(ザ・ピープル・ザ・ポエット)など、第一線級のアーティスト達がフィーチュアされている。

アルバム全曲をフィルが作曲、ハードに突き進むロックンロールを軸としている本作だが、モーターヘッドとは異なる多彩な音楽性が彼の世界観を提示している。「モーターヘッドでは好きなことを出来たけど、今回はあえてやらなかったことをやっている。数曲でピアノを弾いているし、サックスやアコースティック・ギターもある」

アルバムの1曲目(1)「ロッキング・チェア」からアコースティック・ギターで驚かされるが、ロブ・ハルフォードが激走ロックンロールに乗せて歌う(2)「ストレート・アップ」、リフのグルーヴに乗せてアリス・クーパーがシャウトする(4)「スウィング・イット」など、爆走魂は死せず。一方、ベンジー・ウェッブが歌う(9)「デッド・ローゼズ」でのピアノ・プレイ、センチメンタルなインストゥルメンタル(10)「ティアーズ・フロム・ア・グラス・アイ」など、フィルの新しい側面を聴くことが可能だ。

 

【CD収録予定曲】
01. ロッキング・チェア [feat. レオン・スタンフォード]
02. ストレート・アップ [featj. ロブ・ハルフォード]
03. フェイス・イン・ファイア [feat. ベン・ワード]
04. スウィング・イット [feat. アリス・クーパー]
05. レフト・フォー・デッド [feat. ネヴ・マクドナルド]  
06. ウォーク・ザ・トーク [feat. ニック・オリヴェリ]
07. ジーズ・オールド・ブーツ [feat. ディー・スナイダー/ミック・マーズ/クリス・フェーン]
08. ダンシング・ドッグス (ラヴ・サヴァイヴズ) [feat. ウィットフィールド・クレイン]
09. デッド・ローゼズ [feat. ベンジー・ウェッブ/マット・ソーラム]
10. ティアーズ・フロム・ア・グラス・アイ  [feat. ジョー・サトリアーニ]

 

モーターヘッドのフィル・キャンベルによる新バンドのデビュー盤『Age of Absurdity』>>>

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2019年08月27日 12:22