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ラトル&ロンドン響によるブルックナー“交響曲第6番(ベンヤミン=グンナー・コールス版)”登場!(SACDハイブリッド)

ラトル

ラトル&LSO、ブルックナー6番!
ラトルが導く6番像をLSOが忠実に再現

ラトルとLSOによる2019年1月録音の、ブルックナー第6番の登場。ベンヤミン=グンナー・コールス(1965年生まれ)原典版を使用しています。

コールスは、1995年から2011年までMWVブルックナー全集の副編集者を務めブルックナーの第9番のフィナーレ(2012年出版)の校訂を担当、さらに現在はショット社より出版進行中のブルックナー全集の監修者を2013年より務めており、7番(2015年/ラトル指揮ベルリン・フィルにより初演)、第6番(2016年)、ミサ・ソレムニス(2017年)、第5番(2018年)、レクイエム ニ短調(2018年)が出版されているほか、モーツァルトのレクイエムの校訂を手がけ、さらには指揮活動も行っています。

このコールス版を用いてラトルは2016年にエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団とレコーディングを行っています(2016年にパリで行われた世界初演公演も同じ組み合わせ)が、約3年の時を経て、再びこの版に、今回は手兵LSOと取り組みました。

ブルックナーの交響曲第6番は、彼の残した一連の交響曲の中でも最もブルックナー‘らしい’ 作品ともいえるでしょう。コントラストに飛んだ空気、暗闇から光へと至る息の長い旋律、19世紀の交響曲作品の中でも最も謎めいた終末を迎える作品のひとつといえるでしょう。

LSOは、ラトルが導く6番像をこれ以上なく忠実に響かせているよう。ラトルとLSOの一体感が印象的なブルックナーとなっております。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 WAB.106
[ベンヤミン=グンナー・コールス版(2015年)]

【演奏】
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団

【録音】
2019年1月、バービカン・ホール(ロンドン)