プレガルディエンが独唱を務めるレーガー:レクイエム&マーラー:リュッケルト歌曲集
厳格な作風で知られるマックス・レーガーは、生涯で何度も「レクイエム」の作曲に挑みましたが、ようやく死の1年前にフリードリヒ・ヘッベルの詩による「レクイエム」Op.144bを完成させ、人々の記憶に残る作品を作り上げました。このアルバムには、同時代のマーラーの「リュッケルトの詩による5つの歌」と、ツェムリンスキーの「詩篇第23番」がカップリングされており、19世紀末の退廃的な雰囲気を存分に味わうことができます。
演奏は、世界中で演奏を行うと同時に地元バーゼルでも定期演奏会を開催するバーゼル室内管。独唱を担当するクリストフ・プレガルディエンは、巧みな声のコントロールと正確なディクションで知られ、数多くの名指揮者たちと共演する名手。カメラータ・ヴォカーレ・フライブルクは1977年に結成され、1988年よりヴィンフリート・トルが指揮者を務めています。
(ナクソスジャパン)
【曲目】
1.レーガー(1873-1916):レクイエムOp.144b
マーラー(1860-1911):リュッケルトの詩による5つの歌
2.ぼくの歌をのぞきこまないで
3.美しさのゆえに愛するなら
4.私はほのかな香りを
5.真夜中に
6.私はこの世に忘れられて
7.ツェムリンスキー(1871-1942):詩篇第23番
8.レーガー:「世捨て人」Op.144a
【演奏】
クリストフ・プレガルディエン(テノール)…1-6.8
カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク…1.7.8
ヴィンフリート・トル(指揮)
バーセル室内管弦楽団
【録音】
2016年9月28-29日 ライヴ
Martinskirche Basel
カテゴリ : ニューリリース | タグ : GUSTAV MAHLER
掲載: 2019年12月06日 00:00