Ricercar レーベルの名盤をお得な価格でお届けする「リチェルカール・コレクション」から15タイトルが一挙リリース!
ベルギーの老舗古楽レーベル「リチェルカール」。フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートを中心に、ハイレベルな演奏をする古楽アーティストたちの録音が揃っており、クオリティの高いアルバムをリリースしています。
今回そのRICERCARレーベルの名盤をお得な価格でお届けする「リチェルカール・コレクション」シリーズから15タイトルが一挙にリリース!
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:室内楽作品集
リチェルカール・コンソート
リチェルカール・コンソート躍進期、今から見ると夢のようなメンバーによる、大バッハの長男ヴィルヘルムの作品集。ロマン派を先取りしたような疾風怒濤期の短調曲から典雅さがたまらない長調作品まで、弟カール・フィリップ・エマヌエルとも違う独特な作風が魅力。室内楽編成での緊密なアンサンブルで、演奏者たち自身が大いに楽しんでいる様が伝わる素晴らしいアルバムです。2枚組で廉価盤1枚価格。
(ナクソス・ジャパン)
J.S.バッハ:オルガン作品集
ベルナール・フォクルール(オルガン)
ベルギーのオルガンの巨匠、ベルナール・フォクルールによる「J.S.バッハ:オルガン作品全集」より、一番の人気曲「トッカータとフーガ ニ短調」そして「パッサカリア」を中心にセレクトした名曲集。同様企画盤は何度か再発されたベストセラー。北ドイツ伝統をひくシュニットガーの銘器2基ほか歴史的楽器の味わいも魅力です。
(ナクソス・ジャパン)
シャルパンティエ:テ・デウム、器楽合奏によるミサ曲
ジャン・チュベリー(指揮)、ナミュール室内合唱団、レザグレマン、他
ウィーン・フィル「ニューイヤーコンサート」中継のオープニングでもお馴染みのファンファーレに始まるシャルパンティエの「テ・デウム」と、オルガンが使えなかった教会で各種音栓の音色を管楽合奏で代用した異例のミサ曲を収録。リコーダーと木管コルネットの名手チュベリー率いる精鋭古楽器集団がいてこそ実現した希有のアルバムです。俊才多きナミュール室内合唱団のほか、ル・ポエム・アルモニークの花形でもあったクレール・ルフィリアトルほか独唱勢も才人が集い、妙なる声を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)
夜にまつわるトルバドゥールたちの歌
セラドン(古楽器使用)
カウンターテナーのポラン・ビュンドゲン率いるアンサンブル・セラドンによる、プロヴァンスからイタリアにかけて活動した吟遊詩人たちの歌を集めたアルバム。
(ナクソス・ジャパン)
クルムホルン合奏によるルネサンスの響き
シンタグマ・アミーチ(古楽器使用)
ルネサンス期に一世を風靡したクルムホルン(ドイツ語/イタリアではストルト、フランスでは主に低音域のものをトゥルヌブー)は、Jの文字のように曲がった形をした2枚リードの木管楽器。大きな音がしたため、野外での舞曲の演奏などに適していました。このクルムホルンと、やはり2枚リードの楽器ボンバルド(ショーム)、そしてリコーダーを操るアンサンブル、シンタグマ・アミーチによるアルバム。ゲストを加えて最大8本ものクルムホルンなどが鳴り響き(レーベル主宰者で音楽学者でもあるジェローム・ルジュヌまでクルムホルン奏者として参加しています)、スザート編纂のダンスリー(舞曲集)を始めとしたルネサンスの小品を多数収めた、たいへん楽しいRicercarきっての大ヒットアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
葬送のカンタータ集
リチェルカール・コンソート
大バッハとテレマンのそれぞれ最初期の傑作2編を中心に、バロック期ドイツの追悼カンタータ―を集めたアルバム。レーベル創設初期の録音ながら再発盤RIC224でもロングセラーを続けた一枚です。ジェイムズ・ボウマンを始めとした声楽陣はもちろん、器楽陣にも主宰者フィリップ・ピエルロのヴィオールのほか、ファゴットにはマルク・ミンコフスキの名前が見えるなど豪華なメンバーです。
(ナクソス・ジャパン)
マレ:王の就寝に捧ぐトリオ集
リチェルカール・コンソート
ヴィオールの名手として名を馳せ、作品もヴィオールのためのものが特に注目されるマレ。ここに収められたのは、フルートやヴァイオリンを始めとした独奏楽器2つに通奏低音という編成で、ルイ14世の寝室で王が眠るまで演奏されていたという作品です。マレが自ら演奏するために書いた技巧的に華やかなヴィオール作品とは少し違う、典雅な一面をお楽しみいただけます。フェルナンデス、ガッティ、ピエルロ、アンタイにル・ポエム・アルモニークのデュメストルなど、リチェルカール・コンソート躍進期ならではの演奏陣の豪華さにも注目。2枚組で廉価盤1枚価格。
(ナクソス・ジャパン)
16世紀アントウェルペンの音楽
ラ・カッチャ
16世紀のアントウェルペン(アントワープ)で演奏され、歌われ、出版された作品を集めたアルバム。クルムホルンやリコーダーなどを中心とした賑やかで楽しいアンサンブルと歌声に、交易と商業の重要都市として最盛期を迎えた当時のアントウェルペンの活気を感じることが出来ます。
(ナクソス・ジャパン)
カルロ・ファリーナ作品集
クレマチス(古楽器使用)
イタリアのマントヴァに生まれたヴァイオリンの名手ファリーナ。イタリアのほか、シュッツが楽長を務めていたドレスデンの宮廷楽団に於いてコンサート・マスターの座に就くなど活躍しました。ヴァイオリンの演奏技術の発展に貢献し、「酔狂なる奇想曲」(8)では、様々な特殊奏法も駆使して、犬や猫のほか様々な描写を行っています。ド・ファイーの切れの良いテクニック、アラルコンの鮮烈な音楽運びなどが生きたアルバム。
(ナクソス・ジャパン)
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス:モテット集
スケルツィ・ムジカーリ、アクテン
バロック期イタリアで歌手として活躍し、当時ヨーロッパ中にその名声が広まっていたというサンチェスが残した、主に宗教的なモテット集。同時代の作曲家による器楽曲も取り混ぜた内容となっています。アクテンやメヘレンといった名手たちによる美声の共演が楽しめるアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
ジャケ・ド・ラ・ゲール:ヴァイオリン・ソナタ集
レ・ドミノ(古楽器使用)
エリザベト・ジャケはパリの楽器職人の家庭に生まれ、クラヴサンの神童として評判となり、当時珍しい女性作曲家としても成功しました。後に、同じく鍵盤楽器奏者のマラン・ド・ラ・ゲールと結婚しています。ルイ14世がフランス生粋の音楽を推進しイタリア音楽が迫害されていた頃の1707年、彼女はこのイタリア風ソナタ集を国王の御前で披露するという大胆な行為をみせましたが、国王はその仕上がりを大いにほめたたえたと伝えられています。鍵盤にはZig-ZagTerritoiresにも名盤の多いブランディーヌ・ランヌー、ガンバにはAlphaでも活躍めざましいバレストラッチ…と名手ぞろいのアンサンブルで、フローランス・マルゴワールが深い共感を持って作品を描いています。
(ナクソス・ジャパン)
ブクステフーデ:宗教カンタータ集
リチェルカール・コンソート
ブクステフーデが残した宗教カンタータを、ボウマンを始めとする歌手陣で録音。器楽陣にも主宰のピエルロのほかフォクルールやポンセールといった名手、上村かおり、木村美穂子、北里孝浩といった日本を代表する演奏家の名前もあります。2枚組で廉価盤1枚価格。
(ナクソス・ジャパン)
アンリ・デュモン:独唱のためのモテット
リチェルカール・コンソート、アンリ・ルドロワ(カウンターテナー)、他
フランス17世紀の前半と後半をつなぐ重要作曲家、ベルギー出身のデュモンがアルト音域のために書いたプティ・モテ(独唱モテット)の数々。1988年に惜しまれつつ早逝したフランスのカウンターテナー歌手アンリ・ルドロワが、こちらも絶大なカリスマ的人気を誇ったジェラール・レーヌと録音したこのアルバムは、フランス古楽に注目が集まりはじめた時流に乗って大いに存在感を発揮、ロングセラーとなりました。オルガンには名手フォクルールが加わっているのも今からすると実に贅沢です。リチェルカール・コンソート躍進期の魅力が詰まったフランス音楽アルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
フレスコバルディ:室内楽と声楽曲
レオナルド・ガルシア・アラルコン(チェンバロ、オルガン、総指揮)、クレマチス(古楽器使用)
鍵盤作品の巨匠フレスコバルディが、器楽合奏あるいは器楽合奏とソプラノのために残した作品集。クレマチスはRicercarレーベルに数多くの17世紀弦楽作品を録音しているグループで、このアルバムではアルゼンチン出身の鬼才古楽指揮者アラルコンがパートナーとして共演、鍵盤の巨匠の多声音楽世界を死角なく探る好企画となっています。
(ナクソス・ジャパン)
ルネサンス・コレクション
ヴォクス・ルミヌス、リオネル・ムニエ(音楽監督)
ルネサンスの素晴らしい声楽作品の数々を一度に聴くことの出来る、たいへん贅沢な一枚。
(ナクソス・ジャパン)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年02月21日 00:00